【ヒルクライム】苦しい!楽しい!?気持ちいい〜?未知の世界観『猿田道場』開幕。in定峰峠&美の山公園

2024年3月23日

美の山展望台での集合写真

皆さんこんにちは!ヒルクライム大好き人間さいたま大宮店の猪瀬です♪

突然ですが、大宮店である事件が起こりました...

なんと大宮店スタッフ猿田が急に「もがきが足りない!!、パワーが欲しい!!」と発狂したのです!笑(最初大丈夫か...と心配しました...ニヤ)

そんな「もがき」「パワー」という素晴らしいワードを聞いた先輩の猪瀬が後輩を放っておくことができないので『しょうがないね〜』と言いながら立ち上げたクラブが通称『猿田道場』という訳です!(意味わからん笑)

感情が露わになる猿田

ということで(どういうこと?笑)「もがく」「パワー」を一発で叶えられる場所が存在しますが皆さんはお分かりでしょうか?そうです...

坂!!!!

坂といえばということで私猪瀬が任命された訳です〜笑(ただ登りたいだけです。)

宮崎と猿田

猪瀬

今回はマネージャーとして快く志願してくれた所沢店宮崎がE-BIKEで参戦しさらなるスパイスを交え、師範猿田、門下生兼案内人猪瀬が埼玉の秩父周辺定峰峠と美の山公園を稽古場として選び挑んできました♪

果たしてどんなライドとなったのか?そして全員無事生き残れるのか?

-波乱万丈!爆風の中走り抜ける定峰峠-

定峰峠の峠の茶屋前

猿田道場の面々が集合した場所は「道の駅和紙の里東秩父」という場所で、東秩父周辺の峠にアクセスしやすい〜

有名所だと「定峰峠」「二本木峠」「皇鈴山」からも比較的近くヒルクライム好きがこぞって拠点にする場所です。

それはそうと今日の天候は爆風!!!!!笑

よくロードバイク乗りの中で走るか走らないかで基準にする風速ですが、風速5Mを超えると大概の人は玄関から出なくなる風です。

案の定本日の風速は5〜7M.....

師範猿田曰く「無風です!大丈夫!」

チーンです...笑

ただ猿田の言っていることは一理あり、山の中に入ると風を遮断してくれるので案外走れてしまうというか無風に近くなることが多いので皆さんも風が強い時は山に逃げるという選択もありだと思います。(その代わり虚無になりますww)

そしてマネージャーの宮崎は、登り最速、向かい風ドンと来いの安心安全E-ROAD(ドマーネ+)で参戦したので笑顔満点!!

大丈夫かな〜?

教訓:『血、血の味がする...』は褒め言葉?名言生まれる「定峰峠」 

不安と期待に満ち溢れた猿田道場面々は第一の特訓場所「定峰峠」に向かいます。

落合橋交差点前

定峰峠を走られた方ならご存じだと思いますが、落合橋の交差点を曲がってから緩やかな登りが始まります。ここはウォーミングアップということで淡々と登っていきます。

そして気になる風ですが、序盤は爆風でしたが徐々に山の中に入るとびっくりするくらいの無風で今までの爆風はどこにやら?(皆さんも風が強い時は山籠りです!笑)

いよいよ白石バス停公衆トイレ前から本番開始です。

ここまで「調子悪いです」「足が重い」などの三味線バトルを繰り広げバチバチの状態、トイレ前を通過してから最初にアタックしたのは650Wで駆け抜ける門下生猪瀬!!

続いて師範猿田は遅れをとり、余裕ぶっこいた門下生猪瀬は序盤のオーバーペースが響き早々にペースダウンして師範猿田に遅れをとるのでした...笑

その後肺が焼けるような思いをしながら無事に山頂に到着。

 グッタリする猪瀬

見てくださいこのグッタリした状態...

E-BIKEパワーで定峰峠を楽しむ余裕があるマネージャー宮崎と自己ベストにご満悦の師範猿田、目の前がクラクラする門下生猪瀬。

これが猿田道場です!ただこれもヒルクライムの醍醐味「出し切った!」達成感という奴で、この苦しみも楽しくなるくらいどハマりするのがヒルクライムのいいところです〜♪

なので、この時の記憶は「咳が止まらん、血の味がする、苦しい〜楽しい!!」です。笑

師範猿田も言ってました。「いいですね〜血の味がするのはもがいた証拠、自分に勝った証です!褒め言葉です!」

あっ!はい!ありがたいお言葉!!(洗脳されている猪瀬でした...笑)

-武甲山の雪景色が絶景だった第二ラウンド「美の山公園」-

武甲山見える美の山公園の坂

定峰峠を登り切った時点で、門下生猪瀬はもちろん実は師範猿田も地味にやられており次の美の山公園はタラタラ行くことに...(押すなよ=押す、タラタラ=全力走です?)

しかしマネージャー宮崎は余裕の表情で次の山が楽しみで仕方がない状態でした〜(E-BIKE恐るべし...)

定峰峠と美の山公園の合間にちょっとしたド直線があるのですが、『ド直線を見ると踏みたくなる』が座右の銘の師範猿田はここでスプリント!(タラタラとは?)

スプリント体制の猿田

あ〜っという間に美の山公園の入り口に到着し不安と期待で一杯です♪

教訓:キツすぎて道中アスファルトしか記憶にありません!!

それではタラタラ走りましょ〜 とはならないのが猿田道場!ここでまたしても『坂を見たら踏みたくなる』が座右の銘門下生猪瀬は気づいたら踏んでました〜笑

またしても飛び出した猪瀬は今回は静かにアタックしたので気づかれないだろうとシメシメしてましたが、後ろから「グウォン!グウォン!」と60MMハイトのホイールの音が聞こえ振り返ると師範が猛追してきました!!!

60mmハイトのエモンダSLR

個人的にこの『グウォン!グウォン!』BGMはトラウマになりました...

そして師範猿田に抜かれ、今度は後ろから静かに笑顔でモーター音を響かせながら『景色いいね〜ハハハ』とものすごいペースで迫り来るマネージャー宮崎!!

マジか!!!こちとらアスファルトしか見えないと思いながら2人におきざりにされるのでした...

という感じで美の山公園も展望台まで到着しマネージャー宮崎を除く2人は虚無った状態で景色を呆然と見るのでした...笑

美の山公園の景色

ただ冗談はさておき、美の山公園から見る景色は個人的に好きな景色上位に食い込む景色なので行ったことのない方は一度は見る価値がある素晴らしい景色です! 

武甲山好きのマネージャー宮崎もお墨付きの景色です♪

-絶品ランチで今までの苦しみをチャラに!?-

 

ここまで獲得標高1000m近く登り、マネージャー宮崎以外グッタリして『もう〜大丈夫です...』となりました...笑

再度定峰峠方面に戻り待ちに待ったランチに向かいます〜泣

ただランチ前にスプリント練習をするのが猿田道場!10秒×2の全力もがきをすることに!!

スプリントを始める猿田

ただレース仕込みの師範猿田のダンシングは上半身がブレない芸術的なダンシングで師範の偉大さを感じました〜

道中『もがきとは...』を頭の中に植え付けにくる師範猿田!(ん〜いい勉強になりましたww)

裏定峰峠を少し登ると本日のランチ『山のジェラート屋HANA』に到着です。

このカフェはジェラートが有名ですが、本日体感温度マイナス並の北風極寒ライドだったので残念ながらジェラートは諦め、地元食材を使ったピザや自家製ぱんで作るホットドックを堪能〜

美味しいランチに会話も弾み、今までの闘争心はどこにやら〜というくらいのんびりしてしまいました!

サイクルラックもあるので定峰峠にお立ち寄りの際は是非一度足をお運びください〜

カフェでのんびりしている時に宮崎から『私最近、頭文字Dを見始めたんだよね〜』という言葉が!

皆さんご存じでしょうか?

ここ定峰峠は頭文字Dの聖地でもあるので、頭文字Dファンの猿田、猪瀬は別の闘争心が剥き出しになりここから宮崎に頭文字Dの魅力を布教するライドに変更となるのでした〜笑

 -頭文字Dの聖地巡りに全員興奮!?-

完全に頭の中がユーロビートに切り替わり裏定峰峠のヘアピンをドリフトしているかのような気持ちでルンルンペース(かなり早いペース)で走りお目当ての『峠の茶屋』に到着しました〜 

ここは岩瀬恭子が携帯電話を落とし、それを拾った高橋啓介に出会い一目惚れをする場所でファンにはたまらない場所!

数々の名シーンが生まれた場所を宮崎に布教していると『写真を撮らせて!!』と目をキラキラさせて訴えてくるのに感極まりシャッターをパシャリ!

峠の茶屋内には頭文字Dの漫画が全話あり、峠グッズまであるのである意味聖域的な場所でさらに店主の方が「お茶でも飲んでゆっくりしていきな」と言っていただいたので猿田と猪瀬は漫画を片手に名シーンについて熱く宮崎に語りかけるのでした〜

そして宮崎はそれに感銘を受けてか定峰峠のステッカーを購入し、頭文字Dを見続けることを誓うのでした〜

いつか頭文字Dの聖地巡りを自転車でするライドを計画中ですので乞うご期待!

-猿田道場の授業参観いかがだったでしょうか?-

いかがだったでしょうか?

冗談まがいな文書にお付き合いいただきありがとうございました♪

果たしてここまで読んでいただけた方はいるのか心配になる文章でしたが、ここまで読んでいるということはヒルクライムの素質に向いていると思います!笑

「苦しい、楽しい、気持ちいい〜」の境地になるとヒルクライムはさらに楽しくなること間違いなしです!

最後は猿田道場から頭文字D聖地巡りに変わるというなんともまとまりのない状況でしたが、全員笑顔で走り切ることができました♪

次回猿田道場なのか頭文字D聖地巡りなのかは分かりませんが、次回のライドブログも是非お楽しみに〜


バイクプラスさいたま大宮店外観

バイクプラスさいたま大宮店

こちらのブログは私たち大宮店が書きました!