ロードバイクを何台も乗り継いできて改めて思ったこと、それはフラットバーのクロスバイクが欲しい!!ということ。なので、クロスバイクのFX S 4買ってしまいました! 止まらない物欲をなんとかしたいところです笑
でも買ってよかった素晴らしいバイクです! 早速ご紹介します。
なぜFX S 4を購入したのか
いままでもちょい乗りに気軽に楽しめるクロスバイクは欲しいな~とおもっていたのですが、もったいないので乗らなくなったロードをフラットバー化して乗っていたのですが、やっぱり街中を走ることを考えると段差や乗り心地・安定感を考えるとクロスバイクが良いと思っていました。
そんなこんなで2018年モデルの発表がありカタログを凝視。スペックを見てこれだ!!と思い購入したしだいです。
フレームが軽量化されてた!
何が私の琴線にふれたかというとまずフレーム。2018年モデルのFX S4は200シリーズALPHAアルミをFX用にブラッシュアップさたものを使用しているのです。200シリーズALPHAルミはロードバイクにも使用されている軽量なアルミで軽快に良く進み乗り心地にも優れた素材。
基本時には通勤での使用を考えていたのですが、休みの日も5〜60kmほど乗りたいとも思っていたのでそこそこの軽さと進むフレームというところに心が動きました。
以前もこのアルミを使用したロードに乗っていてほど良い軽さと乗り心地の良さを感じていたので、クロスバイクならもっと楽しめるだろうという期待もありました。
キャリア取付できる!
通勤バイクを探している時のこだわりがキャリアがつくかどうか。最近ではロードバイクにもつけられるキャリアはあるのですが、ネジで固定で きしっかり耐荷重もあるものが良かったのでキャリアが取り付けられるFX S 4はぴピッタリ♪
これまではバッグを背負って通勤していたのですが、夏場は背中が汗だらけなりますし帰りに買い物に寄ったりを考えると荷物をいっぱい入るサイドバックを使用したいと思いキャリアは必須条件でした。
ディスクブレーキ
ディスクブレーキはブレーキが効くというのもありますが、リムブレーキだと毎日の通勤で使用するとホイール(リム)が削れて痛むというのがきになり、ディスクブレーキだとリムを痛めることが少なく、ローターとパッドの交換で済むのでそのメリットが魅力。
また、最近ではロードバイクのディスク化が進みそれに伴いディスクブレーキホイールのラインナップも増えています。クロスバイクだとエンド幅の問題がありホイールのグレードアップが難しいのですが、ディスククロスはロード用のディスクホイールも使用できるのもあるので今後のアップグレードを考えると選択肢も多く楽しい。
油圧ディスクブレーキについてはこちらの記事『ディスクブレーキ搭載おすすめクロスバイクと油圧ディスクのメリットも』でも詳しくご紹介しています。
実際に乗ってみての感想
ペダリグが軽い
乗ってみての感想は『一漕ぎが軽い』。フレーム素材が変わったことで適度な剛性で踏み込んでもフレームのしなりが少なくしっかり進む印象。陸橋などの登りでもしっかりペダルを踏んでもしっかり進んでくれます。
またホイールも決して軽量ではないのですが、下位モデルに比べてもハブの回転がスムーズで良く回ります。それも相まって漕ぎの軽さとなっているのでしょう。
ホイールをアップグレードするのもありですが、デフォルトのホイールでもスポーク本数が多く汎用性のあるものを使用しているので、通勤など毎日乗るようであれば耐久性や修繕もしやすいのでこのまま使用するのもありだと思います。
トレックらしい乗りやすさ
2018年モデルのFX S 4はフレームが改良されましたが、トレックらしい乗りやすさはしっかり継承されています。しっかりとした剛性はあるもののロードバイクほどの高さはないので乗り心地も快適です。タイヤも32Cと太めなぶんちょっとした段差やボコボコもあまり気にならないですし、街中走っていても安心です。
今、もともと使用していた28Cのタイヤがもったいないので付け替えましたが、空気圧も高くなる分ゴツゴツ感が気になるので35Cの太くしようと思案中。
ハンドルの位置も少し高めになっているので乗車姿勢としてはアップライドな感じですが、一般道だと路面状況や交通状況などを把握するのに視界も広く取れるのでアップライドなポジションは非常に乗りやすい。
ちょっと距離を乗るとなると、乗りづらさを感じたのでステムを長いのに交換し高さも低くしました。それでもさほどきつい姿勢にはなりません。サイクリングがメインという場合はステムの長さ・高さを調整するのも良いでしょう。
やっぱりディスクブレーキは安心
以前もマウンテンバイクを乗っていたのでディスクブレーキの効きの良さは感じていたのですが、改めてしっかり効く安心感は大きいです。基本雨の日は乗らないのですが、途中雨に降られた時でもしかり止まることができましたし、下り坂でスピードが出ているときでもスピードをしっかり制御出来る感じがいいですね。
FX S4のブレーキはフラットマウント式のブレーキですが、いわゆるロード用ディスクブレーキなんですがMTBのブレーキのようにガツンと聞く感じではなく、じわじわ効いていく感じですが街のりであればかえってコントロールしやすく丁度良いです。
通勤仕様に変更してみました。
自転車は乗るよりもいじる方が好きな私ですが、このFX S4もいろいろパーツを変えてみました。
Shimano METREA(メトレア) でフロントシング
私が住む埼玉県は坂がほとんどない。そうなるとフロントの変速も換えることも殆どないのでシングル化しました。ShimanoのMETREA(メトレア)はアーバンスポーツ用のコンポでリア11速で、フロントシングル仕様のラインナップもありこれに乗せ替え。
クランクは42Tと少し軽めギアですが、街中を走ることがメインでスピードも速くて25,6kmぐらいしか出さないので十分です。リアも11-32Tのカセットを使用。陸橋などちょっと斜度のある登りも問題なくこなせます。
このメトレアのクランクはチェーンガードを一体でデザインされていて、ズボンの裾を巻き込みにくく見た目もすっきりしてなかなかカッコよくお気に入り♪
ちなみにFX S4のホイールはロードの11速対応のフリーボディーなので、ホイールをかえることなく11速化できます。FX3,FX”2のディスクはロードの11速を使うのであればホイールを替えるなければいけません。
キャアリアを取り付け
Bontragerのバックラックデラックスというキャリを取り付け。このキャリアは結構軽いのとバッグを引っかけるところが一段低くなっており、重ためのバッグを付けても重心が低くなりバイクがふらつくことも少なく安定します。
自転車でサイドバッグ通勤はオススメです。夏でも背中が汗でびっしょりという子もないですし、パソコンや着替えなどもっていくと荷物も重く体に負担がかかりますがサイドバッグやパニアバッグを使用すればそういった体の負担やストレスから解放されます。ただ、標識や電柱にバッグが引っ掛かることがあるので注意が必要ですが(笑)
スタンドも装備
スタンドを付けるかどうか悩みました。ロードに乗っているとスタンドがないが当たり前なのでそれに慣れていたのでなくてもいいかなと思ったのですが、仕事帰りにスーパーとかによることを考えるとスタンドがあった方が良いなと思い装着。
サイクリングだとか輪行するときにジャマにはなるのですが、キャリアもそうですがネジで止まっているだけで簡単に脱着できるので必要のない時は外して乗っています。
タイヤは28Cに交換
もともと32Cのタイヤがついているのですが、ちょっと軽快さを出したいと思い28Cのものに交換。タイヤ重量も軽くなったので漕ぎ出しも軽くて軽快。サイクリングメインなら良いかなと思います。ただ、街中を走っていると段差や荒れた路面のぼこぼこの突き上げがきになります。32Cで乗っていたときはあまりそういった感じはなかったので街乗りや通勤を考えるとタイヤは太い方がいい。なので近々タイヤを35Cにアップデート予定。
最近グラベルロードやシクロクロスが流行ってきており、タイヤメーカー各社ハイエンドグレードのタイヤでも太めのラインナップが増えており重量も意外に軽いものも多く太いタイヤはおすすめす。
FX S4は遊べるクロスバイク
FX S 4を購入して乗ってみていろいろと遊べるクロスバイクだなと感じます。乗っても軽くて軽快で乗りやすく、ロードバイクを乗っている方でもちょい乗り用としても十分満足できるでしょう。
また、いじる楽しみも十分に持っている点も遊べる自転車ですね。ホイールをもうちょっと軽量なタイプにしてもっと軽快さを出すのもおもしろいと思う今日この頃(笑)それ以外にもタイヤをグラベル系の太目のタイヤにして未舗装路を楽しむもいいなーと思案中。自転車好きの心をくすぐるそんなクロスバイクなのではないでしょうか?
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雑誌のインプレで満点評価(2019年12月18日更新)
2019年12月に発売された『クロスバイク購入完全ガイド2020』という雑誌のインプレコーナーでなんと満点評価でした!
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