TREKフルサスマウンテンバイクがeMTBになったらそりゃもう最高♪

【2023/11/3 更新】所沢店相田です。昨日入荷組み立てしたばかりのEマウンテンバイク(e-MTB)「TREK Rail 9.7」。今最も関心が高いバイクかも知れません。 「海外ではものすごいブームみたいだけど、e-MTBってどーなのよ? 買いなの?」という部分の答えを探しながら走ってきましたので、じっくりご覧ください。

実は、修学旅行で家族のお土産にと京都駅で買った生八ツ橋「夕子」それを帰りの東海道新幹線車内でもー我慢できなくて食べてしまいたくなる...そんな衝動(要するに乗りたくて乗りたくて仕方なかったということなんですが)に駆られ、早速今朝ダートに試走に行ってきたんです(笑 いやー、楽しかったです!! 最高です最高!!

🔗 e-MTB モデル一覧
https://bike-plus.com/collections/e-mtb

🔗 eMTB 3つの魅力
https://bike-plus.com/pages/attraction-of-emtb

TREKが作るE-MTBって実際どーなの?

今回乗ったのがこちら、TREK(トレック)のRail 9.7というフルサスペンションタイプのe-MTBTREK Rail 9.7 昨日入荷して急いで組み立てた出来立てのホヤホヤのeMTB。写真手前がレイル、奥の赤黒のモデルがハードテイルタイプのeMTBである、PowerFly 5 というモデル。昨日の写真です。

乗る前から、このバイクの走りの楽しさがイメージできちゃうナイスな構成

さて、まずはレイル9.7の基本的な構成についてご紹介します。 TREKのスラッシュという160mmものトラベル量がある下りを得意とするマウンテンバイクが設計のベースになっています。サスペンションフォークはロックショックスのeMTB向けモデル、そこにスラムのイーグル1x12、ドロッパーポスト、4ポッドのシマノ製油圧ディスクブレーキに径の大きなローター、ボントレガーのラインコンプホイールに29x2.6という太めのタイヤ、といった内容です。

国内で発売されることが決まった夏くらいから何度も何度もどんなバイクに仕上がるのか色々と妄想を膨らましながら会話をしていたんですが、電動アシストの部分を除いて純粋にフルサスマウンテンバイクとして見ても、乗りやすいフレームジオメトリであることは一目瞭然。さすがトレックです。 さらにそれに加えて、今の時代のトレンドをしっかりとおさえた激しい下りでのライドで十分過ぎるほど楽しめる素晴らしい構成となっていて、乗る前、それこそ入荷して箱を開ける前からワクワクさせられっぱなしでした(笑

そこに電動アシストユニットで世界シェアトップのBOSCH製ユニット、しかも小型化された上にeMTBモードという路面が全く安定しない悪路激坂アップヒル時のペダリングを機敏にアシストしてくれるユニットが組み込まれているわけですから、もーたまりません♪ 個人的はそれだけで「買い」なんですが、如何せん27.5インチホイールの似たようなMTB「レメディ」を買ったばかりだもんで・・・(涙

トレックのフルサスマウンテンバイクのセールスポイントについては他の記事の中でも色々とご紹介していますので、そちらもご覧になってみてください。

🔗  初めてのMTBでいきなりフルサスマウンテンバイクを購入した理由
https://bike-plus.com/blogs/blog/the-reason-why-i-bought-trek-remedy8

🔗 荒れた路面に吸い付くように走るフルサスMTB「TREK Fuel EX 29er」
https://bike-plus.com/blogs/blog/trek-fuel-ex-29er-impression

実際に乗ってみると・・・

アップダウンが少しある舗装道路での走行は体があたたまらないくらい楽ちん(笑

狭山湖外周道路までのオンロードのアップダウンがあまりない場所では、このバイクのポテンシャルを発揮できるような場所も状況もないため、電動アシストタイプのシティサイクルとのアシストされ感の違いを確かめるように、BOSCHのアシストのモードの違いを楽しんでみたり、463号バイパスを渡る信号待ちからのスタートはスタートダッシュをターボモードで楽しんでみたり。

写真はパワーフライのものですが、レイルも同じものがついています。左手親指で+−のボタンを押すとモードが変わります。

ペダルを回している時の力加減にアシストの力加減が最適化されている上に、回す力を少し強めたりした時のアシストの反応の速さにも感動。 こんなに重たい車体でも、ペダリングにガンガン力を加えていくとあっという間に時速20kmは超え、さらに力を緩めずに漕いで行けばアシストが切れる24kmまでもあっという間に加速できます。

時速20km前後での巡航はアシストが一定に効いているので本当にペダリングが軽い!!軽い!!軽い〜!!!!! 24km規制は、僕たちのようなレーサーではなくファンライド的要素を好むマウンテンバイカーにとっては必要十分な速度であり、車道で比較的安全に車体をコントロールできる安心感ある程よい速度域な気があらためてしました。乗り出す前のイメージとしては海外のように時速30kmでも40kmでもアシストがきくEバイクって楽しそうだな〜と思っていましたが(笑

このバイクは200mmローターで対抗2ポッドの油圧ディスクブレーキを搭載していることもあり、あまり効かない印象が強い電動アシストママチャリ(パパチャリ)と同じ枠に括られていていいのか?シティサイクル系のアシストが切れる速度上限をもっと下げる必要はないのか?と逆に疑問に感じるくらいです。まあそのブレーキは車道走行ではなくトレイルでのダウンヒルでこそ必要になる性能なんですが。

それにしてもこのペダリングの軽さ、北風の強い真冬の朝っぱらから、まさか体が全然あたたまらないまんまライドが終わってしまうのではないか!?と少し心配になるくらい。ホント体力を消耗することなく時速20km前後で巡航できました。 平地で速度を出したい人には、eバイクよりも軽量で漕いだら漕いだ分だけスピードが出るロードバイクやフラットバーロードの方が適しているんじゃないかと思います。

逆に、速度はあんまり気にしないけれど適度に運動しながら、自然を感じたり風を感じたり日差しを感じたりしたいというサイクリストにはオンロード用途でもeMTBは全然おすすめですね。その場合はフルサスでも楽しめますが、ハードテイルタイプの「TREK POWERFLY」がドンピシャだと思います。クロスバイクの様な軽快な走りが欲しい方には「TREK FX+」というe-クロスバイクもオススメです。


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