実際に空気を入れてみた!おすすめ携帯ポンプ6つとそのポンピング回数や取り付けイメージなど

2018年1月5日
自転車通勤や休日のライド中にいつかはやってしまうパンク、その修理の中で必ず使う携帯ポンプですが、種類が多くどれをつかえば良いかいまいちよく分からない人も多いと思います。そこで今回はお店で取り扱っている中で特徴的な携帯ポンプを使用方法・車体装着・ポンピング回数での空気圧にフォーカスしてご紹介します。 バイクプラスでは、パンク修理の講習会を定期的に開催しているのでふるってご参加ください♪ ※空気圧の検証では、ロードバイクで良く使われている700×25Cのタイヤチューブを使用して検証します。検証で使用するタイヤの規定空気圧は90~125PSIになります。

スタンダードなポンプ

携帯ポンプの王道ともいえるスタンダードなポンプで、シンプルな構造でコンパクトで携帯性に優れているのが大きな特徴です。

トピーク レースロケット

コンパクトで持ち運びやすいサイズの携帯ポンプレースロケット トピーク レースロケット 全長約18cm
レースロケットを車体に取り付けたイメージ 車体取付イメージ ボトルケージと一緒に取り付けても無理のないサイズ感
ホースが付いているレースロケットは空気が入れやすいです。 使用例 ホースが付いていてバルブを傷める心配がありません。
車体への取付ではポンプ本体のコンパクトさもありボトルケージの下などにコンパクトに収納することができます。握るところにグリップがついているので力が入れやすいところもグッドです。ポンピング回数200回で70PSIまで空気が入り、200回のポンピング時間は約8分になります。 番外編でご紹介するのCO2インフレーターと併用すると大幅な時間短縮も可能です。

こんな人にオススメ

コンパクトなことが最大の特徴なので、とにかく身軽で走りたい方や、ポンプの重さも気になるって方に特にオススメです。持ち運びやすいので街乗りメインの方にもオススメできます。

トピーク ハイブリッドロケットHP

上記のレースロケットにCO2インフレーターも付いている便利な携帯ポンプ トピーク ハイブリットロケットHP 全長約19cm
ハイブリットロケットはco2ボンベも一緒に車体に取り付け可能 車体取付イメージ co2ボンベを取り付けてもコンパクトに収納可能
通常のポンプとしての用途でも無理なく使用できるハイブリットロケットHP 使用例 入れ心地で言えばレースロケットと大きくは変わらない所もグッド
上記のレースロケットと基本性能は近いもので、CO2インフレーターがポンプの中に内蔵されていている為ひとまわりほど外観は大きくなっています。 最大の特徴はCO2インフレーヤーが付いているため、ポンピング以外でCO2ガスの力を使って一瞬で空気を入れることが可能です。また、CO2ボンベをポンプ取付具に装着できボンベも無駄なく収納でき、CO2インフレーターを別途持ち歩かなくていいためトータルで見て荷物を減らすことができるところもグッドです。 ポンピング回数200回で45PSIまで空気が入り、200回のポンピング時間は約6分になります。 一体型のCO2インフレーターを使用すると大幅に時間短縮が可能です。

こんな人にオススメ

スタンダードなポンプとCO2インフレーターの両方使っている方はこちらの携帯ポンプと一体型の方がより荷物をコンパクトにできるためオススメです。CO2インフレーターが付いていて素早く空気を入れることが可能なので通勤用途の方にもオススメです。

大きめの足つきポンプ

スタンダードな空気入れを一回り大型化して家で使うようなフロアポンプと同じような形に変形させる事で空気を入れやすくしたタイプです。単純にスタンダードなタイプと比較して大型化されている事と、ポンプに足が付いているため空気を入れる際に固定が出来るため楽に空気が沢山入れやすいところがポイントです。

トピーク ロードモーフ

フロアポンプのように使える携帯ポンプ『ロードモーフ』 トピーク ロードモーフ 全長約35cm
大型携帯ポンプながら車体に取り付け可能なロードモーフ 車体取付イメージ ボトルケージ取り付け部に取り付け可能
ロードモーフを使用すればしっかりと空気を入れることができます。 使用例 携帯ポンプとは思えない安定感でしっかりと空気を入れることができます。
ポンプ自体のサイズが大きいので一回のポンピングでより多くの空気を入れることができ、より早く修理が可能です。空気入れ本体がフロアポンプのように変形するため力も入れやすく空気を入れやすいことが特徴のポンプです。 ポンピング回数150回で110PSIと規定空気圧まで空気が入り150回のポンピングに約5分とスタンダードなポンプと比較してより早く多くの空気を入れることが可能です。

こんな人にオススメ

長距離や数日泊りがけのライドで複数回パンクのリスクが有ったり、減った空気圧を戻したに便利ですので、ロングライドメインの方などにオススメです。

ボントレガー ミニチャージャーフレームポンプ

大型な足つきポンプに空気圧計が付いているボントレガー『ミニチャージャーフレームポンプ』 ボントレガー ミニチャージャーフレームポンプ 全長約32cm
大型で様々な場所に取り付け可能なボントレガー『ミニチャージャーフレームポンプ』 車体取付イメージ ボトルケージ台座の他に結束バンドを使えばフレームの様々な場所に取り付け可能なところもポイントです
ボントレガー『ミニチャージャーフレームポンプ』は大きな足も付いていて安定感も抜群。 使用例 大きな足が付いていて安定感もあり、空気圧計が付いているため空気圧も確認しながら空気を入れることが可能です。
上記のロードモーフと同様にフロアポンプと同じような形に変形させることが出来るため空気を入れやすい所まではおおむね機能は同じですが、こちらのポンプは空気圧のメーターが付いているため空気圧を確認しながら空気を入れることが可能なところがオススメポイントです。取り付け台座に結束バンドを取り付ける穴が開いているので、工夫次第ではフレームの様々な個所に取り付けることができるところも特徴です。 ポンピング回数150回で95PSIと規定圧まで空気が入り、150回のポンピング時間は4分と早く空気圧のメーターも付いていて誤差も少なく、出先で空気を簡単に入れることが可能です。

こんな人にオススメ

出先できっちり空気圧を見ながら空気を入れることが可能な事や、荷物が多い日でも車体の取付の自由がきくため、泊りがけのロングライドなどに特にオススメです。

番外編ポンプ以外の空気入れ

CO2インフレーター ボントレガー エアーラッシュ

CO2ガスの力で一気に空気を入れることのできるボントレガー『エアーラッシュ』 ボントレガー エアーラッシュ 全長約14cm
数秒で空気入れが完了するCO2インフレーター 使用例 ものの数秒で空気入れが完了!!
ボンベの中に充填されているCO2(二酸化炭素)のガスをチューブに充填するタイプの空気入れです。最大の特徴はとにかく空気が入るのが早く、2~3秒程度でパンパンに空気を入れることが可能です。インフレーター本体のバルブの開放具合でガス圧の調整ができるところも使いやすいポイントです。 ボンベ自体も非常にコンパクトで上記のスタンダードなタイプと一緒に持ち歩いても邪魔になりにくく、他の携帯ポンプの弱点を補うように併用して使うのがベターです。 他のポンプと併用をお勧めする理由として、ボンベが使い捨てのためボンベの本数以上のパンクをした際に修理できなくなるので、予備と修理の初期に少し空気を入れたりなどの小回りが利く用途でスタンダードなタイプもあると便利です。 注意点もあり、ボンベで空気を入れてる最中に断熱膨張によってボンベが強烈に冷えて凍傷を負う可能性があるので、グローブや布をボンベに巻いて直接素手で触らないように使用すると安全に空気を入れることが可能です。CO2は普段チューブに入れている空気より抜けやすく、CO2でチューブを膨らませた際はフロアポンプが使えるタイミングで空気を入れ直すとグッドです。

こんな人にオススメ

一気に空気を充填できる早さや、本体が小さいので、『素早く修理したい』『とにかくコンパクトに収納したい』って方に特にオススメです。

パンク修理剤 マルニ クイックショット

パンク修理剤と空気を同時に充填可能でコンパクト!! マルニ クイックショット 全長約11cm
空気入れではないのですが、パンク修理剤をガスの力でチューブに充填するタイプのもので1㎜程度の小さな穴ならパンク修理剤でパンクの補修と空気入れが20秒ほどで同時に行える便利なグッズです。 スローパンクなどのじわじわ空気が抜けるパンクの時に威力を発揮します。またCO2ボンベと違って冷えない所も特徴です。チューブラータイヤなどのパンク修理が出来ないタイヤで特に効果的で、筆者も何度か助けられたことがあります(笑)
すべてのパンクが必ずなおるわけではありません。1㎜程の小さな穴のみなおります。

こんな人にオススメ

すべての方にオススメします。小さな穴ならこれ一本でパンクが解決して、同時に空気も入るため持ち運びスペースゆとりがあるならば一本は持っておくといざという時に便利です。

電動携帯ポンプ ウオミ スマートエアポンプ M1

電動で空気を入れてくれる便利な携帯電動ポンプ ウオミ スマートエアポンプ 全長約15cm幅約8cm
持ち運びやすいサイズ感でいざという時に役立つ次世代空気入れです。 使用例 空気圧を指定しバルブを接続してスタートでロードバイクのタイヤであれば5~6分ぐらいで指定空気圧まで充填可能です。
電動でポンプを駆動させて空気を入れるタイプの空気入れで、サイズ感もモバイルバッテリーぐらいで持ち運びも容易です。ポンプのバッテリーも一回の充電でおおむねタイヤ5本分空気を入れることが可能です。一回当たりタイヤのサイズによって前後しますが5~6分程度で空気入れが完了します。 電動の最大のメリットは力が全く要らないところと、ほっておいても設定した空気圧まで空気を入れてくれるので、疲労時に携帯ポンプをポンピングするのもなかなか大変だったりするのでサドルバックなどに忍ばしているといざという時にすごく楽をできます。

こんな人にオススメ

電動で動くので全く力を使わずに空気を規定圧までしっかりと入れてくれるので、力が無い女性の方や疲労時に特にオススメです。

まとめ

携帯ポンプと一括りにしても沢山の種類がありそれぞれに用途や特徴があるので、お客様の自転車を楽しむスタイルに合わせてポンプなどのアクセサリー選びの際は、バイクプラス各店のスタッフに気軽にご相談ください。皆様のスポーツバイクライフがより楽しくなるようスタッフ一同ご案内致します!

所沢店の中の様子をガラス越しに撮影した写真

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