トレックワールド2021の目玉はコレだ!!

2020年8月31日
今年もやってきましたトレックワールド2021!!新型コロナウィルスの影響でリモートなどオンライン化が進む中、トレックワールドもなんとオンラインでの開催!! 日本中の販売店の方々と意見を交わしたりできないのは寂しくもありますが、これからのトレックの取り組みや展望、車体やパーツなどのトピックスをじっくりと聞いて取り入れることのできる貴重な機会となりました。 TREKグローバルでの環境問題への取り組みや自転車メーカー(とショップ)としての社会的責任に関するジョンバーグ氏のお話がバイクプラス社内的に注目度が高かったのでそれらについて簡単にご紹介しようと思います。 ニューモデルはすでにほとんどが発表・入荷済みだったりしますので商品ページまたはバイクプラス各店の売場をご覧ください。(今回のレポートは三郷店最上が担当します。)

スタッフ全員集合でトレックワールド2021開催!!

初の試みオンライン

創業直後の社員第1号として、アメリカの本社へ行き、本場のトレックワールドに参加したこともありました。その後は都内のちょっとした会場だったこともありました。京都の大きな会場に行ったのは記憶に新しいところです。一般の方も参加できる新しい取り組みを行ったのが去年の話。そして今年はオンライン!!
バイクプラス全員集合 スタッフ全員集合はなかなか貴重だったりします。大宮店四方店長は決して寝ているワケではありません(笑
オンライン化は同じ情報を共有するという点では今の社会にあった方法だと感じました。会場での開催の場合にはどうしても個人的に興味のある車体やパーツのところへ吸い寄せられてしまうので(笑)。また、現在6店舗あるバイクプラスにおいては全員集合が貴重な機会で、コロナ禍で入社したスタッフなどは初顔合わせとなりました。 TREK WORLD 2021

世界的に需要の高まった自転車業界

オンラインでは本国の社長であるジョン・バーグ氏による挨拶からスタートしました。 ご存じの方も多いかもしれませんが、コロナ禍において生活環境が変わり、移動手段の見直しが行われる中で自転車に注目が集まりました。これは日本のみならず全世界で起こった出来事です。エコロジカルな移動手段である自転車は以前から注目されてきていましたが、ここにきて一気に需要が高まったといえます。

自転車で地球を救う!

大げさなようですが、トレックからするとかなり本気です。そもそも車などと比べた場合、自転車の排ガス排出はゼロですし、二酸化炭素量も微々たるもの。ただ、貨物船や運搬のトラックなどでは頼らざるを得ません。そうしたことにおいても物流における手間をできるだけなくし、遠く離れた地域からでなくアジア圏などから二酸化炭素排出量の少ない方法で運搬していっています。業界内でも特に大きな企業であるトレックが積極的にこうした取り組みを行うことで他の企業に与える影響も大きなものとなるはずです。

トレックの地球環境に配慮した取り組み

トレックでは以前から常に取り組んできたことですが、環境に配慮した取り組みをさらに強化しています。その一つに再生可能な梱包材の利用が挙げられます。自転車は安全かつキズなどが付かないように梱包され、段ボールに入った状態で世界中へ出荷されています。その梱包材は莫大な量にもなるため、リサイクルできる梱包材やパッケージの開発は資源の有効利用にもつながります。

会社としてしっかりと利益を生み出す

これ大事です(笑)。必要とし楽しんでくれるお客様あっての我々ですが、きちんと利益は出さねばなりません。単に儲けるということではなく、先の運搬などで不要なコストカットを行い皆様へ還元していくことも行っています。トレックによる取り組みを販売店に還元して最大限のサポートをしていくので、お客様への案内はよろしく頼む!!とジョン・バーグ氏からメッセージをもらいました。

2021年モデルはエモンダに注目!!

emonda SL/SLR紹介ページのアイキャッチ画像 画像をクリックすると特集ページにジャンプします。
オンライン上ではジョン・バーグ氏に替わってトレックジャパンの田村社長が登場。毎年お会いすると力強い握手を交わしてくださるバイタリティ溢れるお方です。2021年モデルもいろいろな商品が登場しましたが、注目はやはりフルモデルチェンジしたロードバイクのエモンダ。ヒルクライムバイクとして能力の高いエモンダをオンラインならではの方法で解説してくれました。
2021年モデル エモンダSLR 2021年モデルで一番の注目は新型エモンダSL&SLR

エアロ化を果たしたエモンダの能力

新たなデザイン、ディスクブレーキ化、最新のカーボン素材OCLV800とフルモデルチェンジを果たしたエモンダですが、最大のポイントはエアロ化にあります。オンライン上ではyoutubeチャンネルかのように、実際に旧型エモンダと新型エモンダをヒルクライムで乗り比べ、タイムやパワーなどを解析していました。結果はもちろん新型エモンダの勝利。タイムは早まりパワーが低くなったので、より効率よく推進力に変換出来ているという内容でした。 ヒルクライムは平地と違って速度は落ちますが、当然進んでいるので抵抗が生まれます。選手のみならず出力が少ない我々でも恩恵を受ける効率の良さは、普段のサイクリングはもちろん、レース、イベント参加をされている方へも効果のあるフルモデルチェンジと言えます。

ディスクブレーキ対応の最新エアロホイール

今や普通となりつつあるディスクブレーキ。ただ意外にもディスクブレーキに特化した専用のリムは市場にありませんでした。・・・もとい、ないことはないのですが、リムブレーキの作り方を少し変更しただけのリムがほとんどでした。完全専用設計で作ることで、エアロホイールながら更なる軽量化を果たしました。

エントリーモデルのロードバイクもカッコよくなりました!

発表直後からたくさんのご注文をいただいています。

繰り返し参加できる新時代のトレックワールド

今回のトレックワールドはリアルタイムのリモートではないので、アクセス権のある販売店は何度でも繰り返し映像を見ることができます。ジョン・バーグ氏やトレックジャパンの田村社長の挨拶はもちろん、新しい車体やパーツのトピックスを確認しやすくなり、オンラインならではのメリットも感じることができました。販売店に向けた内容なので皆様にご覧いただくことは出来ませんが、バイクプラスのスタッフが車体やパーツそれぞれのポイントや楽しみ方などを提案していきますのでご質問などありましたらいつでもお声掛けください!!

全員集合の機会に勉強会も!!

なかなか全員で集まることのないバイクプラスの面々ですが、トレックワールドの開催と合わせてせっかくなので勉強会も行いました。もちろん3密を避けた交通手段で、室内換気しまくりで。
講師菊池による勉強会 講師に扮した(?)菊池による勉強会も
バイクプラス所沢店でご存じの方もいるかと思いますが、勉強会の講師は菊池が担当。バイクプラスへ入社する前は某S社ジャパンで働いていたりやワタシ最上や西村と一緒にアウトドアメーカーM社の巨大スポーツバイク売場を切り盛りしていたことも。パワーポイントを使いこなす、見た目とは裏腹(?)なバイクプラスのブレインとなる人物です。

お客様へ親身で親切丁寧な対応を心がける

趣味性の高いスポーツ自転車は、スタッフもプライベートで楽しんでいるだけに接客中についつい熱が入ってしまいます。専門用語などで初めての方に難しい話をしてしまわないためにも、スタッフ間で分かりやすいキーワードや案内の仕方などを出し合い共有していきました。知識や技術があることだけが自転車店のスタッフの役割ではなく、興味がある!始めてみたい!という方にバイクプラスに相談してよかったと思ってもらえる対応を心がけていきます。

楽しく、体験してもらえる空間作り

試乗車は全店で用意し体験してもらえるようにしています。その他アップグレードやカスタムなどの相談も店頭の商品で確認をしてもらえるようにしています。雑誌やネットのインプレッションだけでは分からないことを体験してもらえるのは実店舗の最大の強みです。使い方や要望を伺い、スタッフがそれに合わせた提案をしていけるのも同様です。個人技になりがちな接客ですが、この勉強会を通して正しい情報をより分かりやすくご案内できるように共有していきました。

所沢店の中の様子をガラス越しに撮影した写真

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