自転車タイヤ市場についにPIRELLI(ピレリ)のタイヤが再び!
イタリアの老舗ブランドであるPIRELLI(ピレリ)。モータースポーツなどの車業界では既に一目置かれているブランドですが、自転車タイヤも再び登場!
一度は目にしたことがあるであろうこのブランドロゴ。個人的にはサッカー日本代表の長友選手が所属するインテルミラノの胸スポンサーでお目にかかることが何度も・・・そう本社はイタリアミラノ。
145年もの歴史があり、レーシングタイヤのノウハウを持った一大ブランドです。
今回入荷したピレリ『P-ZERO VERO』
すべての路面コンディションに対応オールラウンダー
中でも今回入荷したピレリ『P-ZERO VERO』。すべての路面コンディションに対応したオールラウンダーともいえるタイヤです。コンパウンドにはピレリオリジナルの『スマートネットシリカ』を使用。なにやら難しいワード・・・他ブランドで例えると、コンチネンタルのブラックチリコンパウンド、ヴィットリアのグラフェンのような各ブランドが独自に持つコンパウンドの特許です。
ピレリのスマートネットシリカは転がり、グリップ、耐摩耗、耐パンクと4拍子揃ったオールラウンドなコンパウンド。長年車で培った技術を持つピレリだからこそ、この4つのバランスを絶妙にとれるのでしょうか。
PIRELLI(ピレリ) P-ZERO VEROをインプレ
絶妙な弾力による乗り心地の良さが最高です!
タイヤの表面はものすごくしなやかでふわふわとしたクッションのような感じ。(タイヤ自体が柔らかいので取り付けが簡単です!!)そのファーストインプレッションは乗り心地がものすごくいい!!少し荒れた路面でも弾む感じがなく、その独特なクッション性でパワーロスが少ない感じでした。
重量は25Cで210グラムと申し分ない軽さ。サイドは比較的薄くしなやかな乗り心地とコーナリングの安定感を与えてくれます。タイヤがうまくつぶれてトラクションをかけられるようなイメージでしょうか。乾いた路面環境はもちろん水との相性も良いコンパウンドなのでウェットな路面もグリップバツグン。28Cのラインアップもあるということなので意外と通勤にも向いていたり・・・上質な乗り心地をクロスバイクで味わえます!!
転がりの良さに関しては正直ミシュランのパワーシリーズの方に軍配が上がりますが、PIRELLI(ピレリ)のしなやかな乗り心地はしばらく離れられないかもしれません!!・・・
PIRELLI(ピレリ)のタイヤラインアップは?
ロードバイクだけではなくクロスバイクにも対応できる28Cをラインアップ
- P-ZERO VERO 127TPI:23C(重量/195g)、25C(重量/210g)、28C(重量/230g)
- P-ZERO VERO 4S 127TPI:23C(重量/205g)、25C(重量/220g)、28C(重量/250g)
- P-ZERO VERO TT 127TPI:23C(重量/165g)
②のP-ZERO VERO 4Sは重量はノーマルモデルより重くなっていしますが、耐パンク性やウェットな路面に対応したタイヤです。タイヤには水はけを考慮したトレッドパターンを採用。28Cの用意があるのでクロスバイクに装着可能。
③のP-ZERO VERO TTはスピード一番に考えたモデルに。重量は165グラムとかなり軽量。転がりもよく、ヒルクライムレースにおすすめです。