リムブレーキだって負けてない!制動力が違う!ブレーキアップグレード術

2019年5月21日
納車時点での交換もおすすめのブレーキキャリパー!すでにロードバイクにお乗りの方からも、上位グレードのブレーキってそんなにいいの?「ブレーキはシマノ105以上」とよく言われてるけどなんで?と店頭でもご質問頂くこともしばしば…今回はその理由をご説明します。

なぜブレーキの交換をオススメするのか

10万円クラスのロードはブレーキ交換で快適に!

フロントブレーキの画像 エントリークラス(10万円クラスのロードについてくる)のブレーキは、ある程度制動力を発揮してくれるのですが、スピードが出ている状態や下り坂ではブレーキ本体の性能として、制動距離がどうしても伸びてしまいます・・・せっかくなら安全で安心、快適なサイクリングを楽しみたいですよね。 それを実現するにはまずブレーキのアップグレードがオススメなんです!車体をしっかりコントロール、どんなシーンでもクイックに走りやすくなります。とにかく精神的な安心感が半端ないです! ↓↓↓こちらのエントリークラスのロードバイクも、ブレーキを交換するだけでぐっと安心感が高まりますよ!
TREKのエントリークラスロードバイク2019 トレック ドマーネ AL2 (TREK DOMANE AL2) ¥79,000(税抜)2色2019トレック ドマーネ AL3 (TREK Domane AL3)¥98,000(税抜)2色 ・2019 TREK DOMANE AL3 WOMEN’S(トレックドマーネAL3 女性用)¥98,000(税抜)

今のブレーキで満足してるけど?更なるアップグレードは?

ダウンヒルイメージ画像 よく、「どうせ街乗りしかしないし、コンポは何でもいい」「別にノーブランド品ブレーキで満足してるけど?」というお客様が、シマノの上位コンポ搭載車の試乗後に「ブレーキはこだわりたい」と意見が変わってしまう場合があります。 それはなぜかというと、グレードの高いブレーキは利きが良いだけではなく、ブレーキの感覚もつかみやすいからです。 たとえにはなりますが、エントリークラスのものが3段階くらいの効き幅だとすると、上位グレードは10段階くらいの効き幅があります。効きは明らかに良いのに、ジワ~っとスピードを微調整(コントロール)できる感覚が、初めて乗った方でもすぐに体感できるため、試乗後のお客様からも巷でも「ブレーキは重要」とよく言われるのです。 そしてなにより車体をしっかりコントロール、どんなシーンでもクイックに走りやすくなります。 SL5に搭載されている105ブレーキ シマノの105、アルテグラやデュラエースはブレーキの効きが別格に違いますのでどんなコンディションでもバイクのコントロール性能や安心感がありますね♪ ブレーキの違いは試乗で試していただけますので、ぜひ一度ご体感ください。

街乗りしかしなくても、ブレーキ性能は高い方が良い

たとえ街乗りであっても、ロードバイクはその気になれば時速30キロ位簡単に出てしまうので、ブレーキの性能は高いに越したことはありません。 ブレーキの性能は高いことに越したことはありません 乗り始めると体験できますが、車、人、動物、コンビニ袋…色々飛び出してきます。。。最近は意識も高まっているのか納車時に保険とブレーキの交換のお話は結構出ます。

リムブレーキのグレードと価格(シマノ)

ブレーキキャリパ―のグレード どんな所に違いが出るの?

現在、シマノ社からはロードバイク用コンポーネントとして、上から順にDURA-ACE、アルテグラ、105、ティアグラ、SORA、クラリスと展開されています。 DURA-ACEは、プロの選手がレースで使用することを想定して開発されたモデルだけあり、効き、アーチ剛性、軽さ、どれをとっても圧倒的な性能を誇ります。最新のモデルは326gと軽量で、28cタイヤの装着もできます。ブレーキだけは最高峰というのもおすすめですよ! またコスパの良いグレードとして人気が高いのは、アルテグラと105です。アルテグラも105も滑らかな制動特性は上位モデル譲りで、気持ちの良いフィーリングを体験できます。アルテグラと105の大きな違いは、ブレーキ本体にスタビライザーが搭載されているかです。
アルテグラのスタビライザー部分の画像 ブレーキ内部にはスタビライザーが!
スタビライザーがあることによって、アルテグラは105より変形を抑えた剛性の高い作りになっており、高速時の制動力やカッチリとした操作性を感じます。105かアルテグラで迷っているなら、より性能の高いアルテグラをおすすめしたいところです。 最近のティアグラ、SORA、クラリス、このグレードのコンポは価格に対しての品質は非常によく、さすがシマノ製品!なのですが…せっかくのブレーキアップグレード。ちょといいものにしてみてはいかがでしょうか?

上位グレードはブラケットも握りやすい!

違いはブレーキキャリパーだけではありません。ブラケット(握るレバー)にも違いがでます!近年ではシマノのエントリーグレードでもブラケットが小型になってきていますが、やはりそこも105やアルテグラ、デュラエース、または電動コンポのブラケットは手にフィットする形状で工夫がされています。レバーが握りずらい・・・と感じている方はレバーも変えてみるといいかもしれません。
グレードによるブラケットの大きさの違い 左がDURA-ACEのDi2、右がSORA
DURA-ACEのDi2ブラケット部の画像 小型で握りやすいDURA-ACEのDi2のブラケット
上位グレードは長さ、幅、高さと全てにおいて小型化。電動コンポになればレバー下部までしっかり握りこむことができます。冬時期の厚みを増したグローブでもキレキレのブレーキコントロールが可能になります。 シマノのブラケットはどのグレードでもリーチアジャストボルトが付いているので、手が小さい方でも安心です。
リーチアジャストボルトを調整している様子 リーチアジャストボルトでレバーを握りやすく!
ブラケットカバーをめくればボルトが出てきますので自分の手、指の長さに応じて設定。ロードバイクのブレーキに不安を感じている方はまずここを設定してみるといいですよー♪

交換は専門店で行う方が安心

ブレーキの取付、調整はお任せください!

店内画像 ブレーキの交換は、できるだけ専門店で行う方が良いです。最近はネット通販でパーツなどもお安く購入できるため、WEBページを参考にご自身で作業される方も増えていますが、ブレーキの取付、調整は実はかなり難易度が高い作業です。 フレームとリム幅を想定したパーツ選び、レバーの引き量、シューの向き、適正トルクでの締め付け…上げたらきりがないほど確認カ所が多いです。きちんと取付されていないと、命の危険も伴いますのでそこは信頼できる専門店での作業をおすすめします。

交換後も安心♪ブレーキの動きや消耗品をチェック!

他にもオススメのカスタマイズ


所沢店の中の様子をガラス越しに撮影した写真

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