山中湖パノラマ台からの眺めとロードバイク

秋の輪行サイクリング、旧東海道本線跡と動くSLを見に行く

こんにちは!みなさんご存知、バイクプラスイチの鉄道好きスタッフ、”テツ店長”こと多摩センター店スタッフ河井が、今回も鉄分豊富なサイクリング行ってきました!

9月のある日、日本最大の蒸気機関車D52が走るという情報をキャッチ!

そんなテツ店長、いつものようにネットで鉄道の情報を集めていると、耳寄りな情報をキャッチしました! 昨年秋に奇跡の復活を果たした蒸気機関車D52が、なんとお店の定休日である水曜日に整備運行されるとのこと!! 場所も神奈川県の山北町ということで、サイクリングがてら出かけるのにもちょうどよい距離感で、やってきた当日は張り切って出かけて行ったのでした(笑)

まずは国道413号”道志みち”を山中湖へ

道志みちの長い上り
目的地の山北町までは国道246号線で向かうのが最短でしたが、ここはトラックが多くて自転車で走りにくいため、今回は安全な山中湖回りのコースを取ることにしました。

久保の吊り橋

久保の吊り橋より道志渓谷をのぞむ

ただしこちらのコースをとると、最高地点の山伏峠まで約1000mの標高を上って行かなければならないのでちょっと気が重いのですが……

あまり気張らずにのんびり行こう!ということで、以前から気になっていたものの、いつも通り過ぎていた吊り橋に寄り道などしながら、長い上り区間をじわりじわりと距離と高度を稼いで行ったのでした。

道志みちのアオシス”道の駅どうし”でひと休み

道の駅どうしの豆乳ソフトクリーム

豆乳感のある美味しいソフトクリーム

道の駅どうしのおからドーナッツ

“豆腐屋ほたる”のおからドーナッツも外せない

なんとか気力を振り絞って約600m上ってきたところで現れるのが、サイクリストにとってオアシスのような場所”道の駅どうし”です! 正直、長時間の上りではかなりのエネルギーを消費するようで、ちょうど空腹感をおぼえる頃に出てきてくれるので本当に助かります。

ということで、さっそくエネルギー補給となるのですが、ここの豆乳ソフトクリームとおからドーナッツがどちらも魅惑的すぎたので、結局両方とも頂くことにしちゃいました(笑)

山中湖と富士山が見渡せる三国峠

山中湖パノラマ台からの眺め

上りのつらさも吹っ飛ぶ眺め(笑)

“道の駅どうし”からは一気に400mの高度を上らななければなりません!結果ヨレヨレになりながらも何とか上り終えて、山伏峠から少し下ると山中湖に到着です。

しかし今回はここからもうひと山上らなければいけません!もう脚も使い切ってしまった体で、本当にヘロヘロになりながらさほど長くない上りをのぼってゆくと……

美しすすき野原を上る

秋らしいすすき野原が上りの苦しさを紛らわせてくれます!

三国峠にて

三国峠1168m、ここが本日の最高地点(^^)/

山中湖と富士山が仲良く見渡せる絶景ポイント”山中湖パノラマ台”があらわれました!いやはやこれまでの疲労もふっとんでしまう美しい景色に元気をもらってもうひと頑張り!!

峠に至る上りのコースは。秋らしいすすき野原が一面にひろがっていはまことに良い雰囲気で、苦しいながらも来た甲斐を感じさせます。

そうこうしていると、ようやくピークの”三国峠”に到着!ここからは下るのも怖いくらいの急勾配の下りが待っています。ブレーキをかける指の疲れと寒さに耐えながら山を一気に下ると、JR御殿場線の線路が見えてきました。

トラックドライバー御用達の食堂でランチタイム

御殿場線の遺構・廃トンネル

2本あるトンネルのうち1本はもう使われていない…

トラックがガンガン飛ばしてゆく国道246号は怖いので、御殿場線に沿って走ってゆく旧道でここはのんびりと走ってゆきます。すると沿道に今は使われなくなった御殿場線のトンネルが現れました!この遺構は東海道本線が現在の三島経由になる前、こちらが本線だったころの名残なのだそう……

当時は長いトンネルを掘る技術が無かったため、こちらの御殿場回りで山を越えてゆくルートが選ばれ、そのために立派な複線として敷設されたものの、その後三島を経由する”丹那トンネル”が開通すると、こちらはすっかりローカル線化して、さらに大戦中の物資不足の折に片方の線路は剥がされていまの状態になってしまったという、ちょっとさびしい話なのでした(泣)

トラックドライバー御用達の一休食堂

広い駐車場に大型トラックがたくさん止まっています

そんな遺構探索をしながら旧道を走っていると、道路に不釣り合いな大きなパーキングを備えた食堂(ドライブイン)が見えてきました。

昭和な雰囲気の店内

お品書きを見ているだけで食欲が高まります(笑)

ふわふわオムレツのオムライス定食

数多くのメニューの中からチョイスしたのは洋食の定番オムライス!

ちょうどお昼時でもあり、目的の蒸気機関車が走るまで余裕もあったのと、なにやら懐かしい雰囲気に惹かれてここでランチとすることに……

中に入ると無数の短冊が壁からぶらさがる、まことに昭和な感じに古いモノ好きとしては非常に好ましい、落ち着く空間なのでした。メニュー多すぎでかなり迷ったものの、今回はオムライスに軍配。そして出てきたのはふわふわのオムレツが乗った、これまた懐かしいお味なのでした。

コーヒーもセルフサービスで無料だったりでまことにくつろげるお店でしたが、本命のSLの時間も迫ってきたので、ここはそこそこに切り上げて先を急ぎます。

いよいよ動くSLとご対面!

奇跡の復活SL・D52-70号機

大人にも子供にも大人気のSL(笑)

そしてやってきました”山北鉄道公園”へ!以前にやって来た頃はただ公園の置きもの蒸気機関車風情だったわけですが、これを整備して圧縮空気で走るようにしたというのだからスゴイ!!

圧縮空気で運転中のSL

圧縮空気が動力源のため思いのほか静かに走ります!

ちょっとのんびりしていた事もあり、到着するとちょうどSLが動き出したところでした。平日にもかかわらずまずまずの見学者の数で、特に小さい子供達が歓声をあげていてなかなかの賑わいです(笑)

実際に走行する線路は12メートルと少々短いですが、動いているのが日本最大の蒸気機関車のD52ですからやはり迫力が違います!

前進と後退を何回か繰り返して元気なところを見せてくれましたが、動力源が圧縮空気なだけに煙モクモクも無く、音も静かでいたってクリーンなSLなのはご愛嬌でした(笑)

近い将来、線路も延長される予定もあるそうなので、まだまだ山北町のSLは楽しみが続きそうです。

雨も近づいていたので帰りは輪行で

駅前の広場で輪行準備

垂れ込めてきた雲に急かされるように輪行準備

じつはこの日は午後から雨の予報が出ており、空模様もいよいよ怪しくなってきていたので公園に隣接した山北駅から輪行で帰ることとします。

こちらの山北駅ですが、駅前に温泉施設や、鉄道資料館(土日祝祭日のみ開館)もあるので、ここをめざしてサイクリングするのもおすすめです!
列車の到着を待つ
迎えにきた電車に乗ってしばらくすると、車窓に雨粒がつくようになり、とりあえず難を逃れてほっと一息……

輪行の準備があれば、不意の雨でもちょっと安心ですよね(笑)

ということで、本日も大好きな鉄道と自転車の両方を満喫できて大満足なテツ店長の休日でした。

最後に

鉄道ファンでなくても輪行袋さえあればサイクリングの幅が広がりますね♪ こちらのサイクリングブログも人気です。

自転車情報サイトcyclowiredに不定期で連載(輪行サイクリング紀行)していますので、そちらもぜひご覧ください!

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