乗車前点検

スポーツ自転車の乗車前点検。初期点検や定期点検だけじゃない!

ネジは緩む可能性がありますし、調整も狂ってしまったりするものです。ちょっとランチをしている間にいたずらされていたりすることもあったりします。

ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツ自転車を安全快適に楽しむためには買ってから数百キロ走行後の『初期点検』や『定期点検』だけでなく、お客様ご自身による『乗車前の点検』が欠かせません。乗車前に毎回必ず自転車を点検しましょう。異常や不明な点がある場合は乗車せず、すぐにお店にご相談ください。

また、安全快適に自転車をお使いになるには何よりもまずメーカーのユーザーマニュアルをしっかり読み内容を理解することが大切です。

一般的な乗車前点検項目と方法をこちらでご紹介しますが、各モデル固有のチェック項目やその他必要な項目、正しい点検方法についてはユーザーマニュアルを参照いただきそこに記載された内容に必ず従ってください。TREK ユーザーマニュアルはこちらでもご覧になれます。

乗車前点検の主なチェックポイント

フレームとフロントフォークの点検

ロードバイクのフレームを点検したところ怪しい場所を発見

毎回の乗車前後に自転車全体に疲労や破損の兆候がないか入念に点検しましょう。例えば、凹み、亀裂、傷、変形、変色、異常な音などに注意して点検しましょう。転倒した後や何かを踏んで跳ね上げてしまった時、立て掛けて置いた自転車が自然に倒れてしまった時は入念に点検しましょう。

ハンドルとステムの点検

ステムがフロントホイールに対してまっすぐになっているか、ハンドルがステムに、ステムがフロントフォークに正しく取り付けられているか点検しましょう。

ハンドルとステムの固定

ハンドルとステムの固定を点検している様子

ハンドルを上下方向に回すように力を加えるとわかりやすいです。ロードバイクのドロップハンドルの場合はこの写真のように体重をかけると良いでしょう。しっかりと固定されているか点検しましょう。

ステムとフロントフォークの固定

前輪を膝で抑えてハンドルを左右にきってステムの固定を点検している様子

フロントホイールを両膝で挟んで固定しハンドルバーを左右に回すように力を加えるとわかりやすいです。しっかりと固定されているか点検しましょう。

その他の点検

ハンドルを操作した時にワイヤー類が引っかかったり突っ張ったりしないかを確認

ハンドルを切った際に、ワイヤーが短すぎて引っ張られたり、どこかに引っかかったりしないか確認しましょう。ハンドルバーのエンドキャップがハンドルバーの両端に正しく挿入されているかもチェックしておきましょう。

サドル・シートポストの点検

サドルがまっすぐになっているか、サドルとシートポストはしっかりと固定されているかを確認しましょう。

サドルの固定確認

シートポストが緩んでいると何かの拍子にサドルが突然下がったり左右にズレたりして危険ですし、サドルが緩んでいると何かの拍子に突然水平ではなくなったりして危険です。ネジが緩んだ状態で乗車しているとネジが破断する可能性も高くなります。体重がもっとも乗る部分ですのでしっかりとチェックしましょう。

ホイールの点検

タイヤの空気圧、ホイールの振れ、ホイールの固定を乗車前に必ず点検しましょう。特にホイールを固定するクイックレリースレバーの正しい使い方はしっかりと覚えて起きましょう。

タイヤの空気圧

推奨空気圧はタイヤのサイドに書いてある

乗る乗らないに関わらず空気は日々タイヤから抜けていくものです。そして適切な空気圧(推奨空気圧)はタイヤによって違います。タイヤのサイドに数値で記されているので確認しておきましょう。

空気を補充するタイミングはタイヤの太さにもよりますが、少なくとも1~2週間に1回は空気圧を確認しましょう。数値で管理することがパンク予防や快適な走りにつながります。走行前に適正空気圧かどうか確認するつもりで空気入れの使用を習慣づけるのがおすすめです。

ロードバイクに使われているフレンチバルブの空気の入れ方はこちらもご参考ください。

ホイールの振れ

ホイールを回転させてホイールの振れを点検する様子

ホイールに振れがないことを確認します。ホイールを回転させてリムとブレーキシューやフレームとの隙間の状態を観察しましょう。振れがある場合は隙間が大きくなったり小さくなったりと変化します。振れが酷い状態だとブレーキシューにリムが接触する場合もあります。

ホイールの固定

ホイールの固定を点検している様子

ホイールが固定されていることを確認しましょう。自転車を持ち上げてタイヤを上から力強く叩いて確認しましょう。ホイールが脱落したり、緩んだり、ズレたり、ガタガタと揺れ動く場合は固定されていません。

クイックレリースレバーの使い方

スポーツ自転車は車軸に取り付けられている『クイックリリースレバー』によって工具無しでカンタンに車輪を着脱できるタイプが大多数です。パンクを直す時や輪行する時に車輪を外す作業が必要になる場面が多いので、レバーの扱いを覚えてスムーズ且つ安全に車輪の着脱ができるようにしておきましょう。

注意:

車輪を固定する方式は様々です。こちらでご紹介しているタイプは一般的なタイプの一つですが、必ずご自分の自転車の取扱説明書に従って操作してください

ホイール固定器具が正しく調整され確実に閉じられていないと、走行中にホイールが緩んだり不意に外れたりし、自転車の制御が困難になって転倒する危険があります。毎回の走行前に必ずホイールが正しく固定されているか確認してください

レバーの固定力

手のひらでレバーを倒して車輪をしっかり自転車本体に固定します。固定する際は写真のように、フレームを持って握りこむようにしながらレバーを倒すと固定しやすいです。この時レバーを倒す力加減は、レバーが付いている方とは反対側のキャップを締め付けて調節します。

力加減の目安としては、指で軽くレバーを押し上げた時にレバー本体が車軸に対して水平くらい、だいたいこの写真くらいの位置で抵抗がかかるくらいが望ましいですが、自分が出せる最大の力で締め込むと表現されることもあるくらいしっかりと固定する必要があります。

固定の際はしっかりレバーを奥まで倒して締め付けましょう。締め付ける力が弱いと走行中に車輪が外れる可能性があり大変危険ですので、乗車前に必ず確認してください。

レバーで車輪を固定する際、自転車を上から押さえると車輪が奥までしっかりと収まった状態で固定できます。

レバーの向き

コチラは前輪のクイックリリースレバーです。レバーはフレームに沿うように固定して下さい。その際、レバーを外す時に指を引っ掛けやすいように、フレームから少しズラすのがポイントです。

完全にフレームに重なってしまうと、外す時にとても苦労しますが、レバーが進行方向に向いていたり、下に向いていたりすると、走行中に引っ掛けて緩んでしまったり、転倒してしまったりする可能性があり大変危険です。

こちらはリアホイールのクイックレリースレバーの推奨される向きになります。フレームやレバーの形状・デザインによってはこの向きでフレームとレバーがぶつかり合い適正に固定されない場合もあります。その場合は位置をずらして固定しますが、真後ろや真下は走行中に引っかけやすいので避けましょう。

ホイールの着脱方法はYouTubeど動画でもご紹介しています。

ブレーキの点検

ご自分の自転車に搭載されているブレーキタイプ(リムブレーキ、ディスクブレーキなど)に対応した説明書を必ずご確認ください。こちらでは一般的なVブレーキタイプを使ってご紹介します。

注意:

ブレーキが正常に動作しない場合は自転車に乗らないでください。損傷しているか、正しく調整されていないブレーキは、自転車の制御が困難になり転倒する危険性があります。走行前は必ずブレーキを完全に点検してください。ブレーキが正しく機能していない場合は、再調整するか、お店で直ちに修理しましょう。

ブレーキの効きの点検方法

ロードバイクのブレーキの点検

ブレーキが効かない自転車は大変危険です。乗車する前にハンドル左右それぞれのブレーキレバーを握ってみて、ブレーキが効き車輪をしっかり止められるかをチェックしましょう。ブレーキをかけた状態で自転車を前に押したりして、力が加わっても車輪が動かないかどうかチェックするのも大切です。

ブレーキレバーが深く握れてしまう時はブレーキシュー(ゴム)が減っている可能性もあるので、サイクリングの前に交換する必要があります。減った状態で乗ってしまうといざ止まりたい時にも止まってくれないので要注意です。レバーがグリップやバーテープに接触するまで握れてしまう場合は乗車しないでください。

命綱ともいえる重要なパーツの点検ですので、乗車前に毎回確認です。

ライトと反射板の点検

反射板

フロント用の白いリフレクター
後ろ用の赤いリフレクター
ホイールのリフレクター

ハンドル周辺に前向きに白い反射板、シートポストなどに後ろ向きに赤い反射板、ホイールのスポークに白い反射板が正しく取り付けられているか確認しましょう。

ライト

フロントライトの点検

前方は白く光るライト

リアライトの点検

後方は赤く光るライト

ハンドル周辺に前向きに白いライト、シートポストなどに後ろ向きに赤いライトを使用しましょう。前後のライトが正しく機能し、バッテリーが充電されていることを確認しましょう。

注意:

正しい反射材とライトを装着していないと、他の人から自転車に乗っている人がよく見えず、また自転車に乗っている人からも周りの人が見えにくくなります。その場合、事故の発生の可能性が高まります。

夜間に限らず、トンネル内、濃霧、曇天など、視界が悪い状況は突然訪れます。フロントライト、リアライト、反射材は常に装備しておきましょう。

カーボン製品点検

カーボン製品の点検

炭素繊維複合材(以下カーボン)は、自転車のフレーム素材として歴史の長いスチールやアルミ合金よりも軽量で高い強度があります。この特性のため、現在は自転車を含めた多くの輸送機に使用されています。

カーボンの破損の兆候も症状も金属とは全く違うので注意

カーボンの強度が高くても、強い衝撃を加えたり、無理な使用をすると、破損に至る可能性があります。また、負荷や衝撃が過剰にかかるとアルミやスチールとは異なる反応が見られます。アルミやスチールに過負荷がかかると曲がったり変形したり凹んだりすることで破損の兆候が表れますが、カーボンの場合、過負荷がかかっても曲がったり変形せず、突然不具合が生じてしまうことがあります。そのため、外観での破損の兆候の確認がしずらくなります。

カーボンは、外見上破損を確認できない場合でも、内部で亀裂や剥がれなどの見えない破損が起きている可能性があります。転倒などにより強い衝撃が加わってしまった場合は、以下の方法でご自分で点検するか、購入店にご相談ください。

バイクプラスで扱っているメーカー『トレック』では損傷カーボンの交換プログラムが用意されています。トレック、ボントレガーのカーボン製品に不具合を感じたら、一度お店にお持ち込みください。

注意:

カーボン製品には、衝撃や衝突による破損が表面化しない場合があります。過去に衝撃を受けた跡があると、突然不具合が生じ、重傷や死亡を招く可能性があります。自転車に衝撃や衝突があったと思われる場合は、ただちに購入店にて点検を受けてください。

表面の問題を調べる方法

カーボンフレームのクラック

激しくぶつけてグズグズに割れてしまったカーボン

湿らせた布で表面を綺麗に磨き、スクラッチやえぐれ、変色、亀裂、繊維のほつれや剥がれなどがないかを目視で確認します。

カーボンフレームやフォーク、シートポストの固さ(しなり・たわみ具合)の変化を調べる場合は、自転車に乗車し走行しない状態でその部位を注意深く観察します。誰かに見てもらいながら行うのが良いでしょう。もし同じものの新品があるようであればそれらを見比べてください。

カーボン製品の内部が壊れていないかを打音検査剥離の有無をを調べる場合は、湿らせた布で表面を綺麗に磨いた後、コインなどを使って損傷の可能性のある部位の周辺を軽く叩きながら音の違いを注意深く聞き分けます。空洞があるような音がする場合は内部で剥離などがおきていることを示します。もし同じものや良好な状態のものがあるようであれば、同じように叩き、音を比べると良いでしょう。

音の点検

普段聞かない音は自転車からの危険信号!

自転車を地面から10cm程度浮かしてから落とす点検

自転車を地面から10cm程度浮かしてから落とす

自転車から普段とは違う音が鳴り始めたら要注意!異音は自転車に不具合が出ている信号です。『ギシギシ』や『パキパキ』、『コキコキ』以外にも擦れている様な音がしている時はパーツが外れかかっていたりしる場合があり、大変危険。サイクリングの前事前にチェックしていち早く見つけることが大切です。

ハンドルを持って自転車を10cm程持ち上げた状態から、地面に落下させ響くような音がしていないかチェックしてみましょう。『ガタガタ』と響くような音がする時はパーツの一部やネジが緩んでいる可能性がありますので、緩んでいる部分を見つけたらしっかりと固定しておきましょう。

そのまま気づかずに乗っているとパーツの破損や事故の原因にもなるのでしっかりとチェックしておきましょう。

ディレイラーハンガーの点検

乗車中に転倒したり、駐輪中に倒されたりした場合は要チェック!

ディレイラーハンガーのアラインメントを点検

ハンガーが曲がっているとえらいことに・・・

見落としがちなのが後ろのギアのディレイラーハンガーと呼ばれる部分。

ハンガーが曲がってしまっている状態

ハンガーが曲がってしまっている状態

自転車が右側を下にして倒れてしまった時や何かにぶつけてしまった時は、リアディレイラー(後ろ変速機)とそのハンガー(台座)が望ましくない角度に曲がってしまう場合があります。

後ろのギアを真後ろから見た時カセットスプロケット(歯車)に対して変速機が平行になっているか見てみます。変速機が斜めに見える場合はハンガー(台座)が曲がっている可能性があります。

その状態で乗車すると、変速をしていないのに勝手にガチャガチャと変速しているようになってしまったり、変速機自体がが車輪に引っ掛かり、フレームや車輪、変速機、チェーン等を破損させてしまいます。特に危険なのが、チェーンがカセットスプロケットとスポークの間に噛み込んでしまう場合です。

程度にもよりますがハンガーの曲がりは修正できる可能性もあります。また、交換部品も手に入るケースがほとんどですので、乗車せずに私たちにご相談ください。

変速機の点検

しっかりと変速するか確認してみましょう!

シフトチェンジの点検

一段一段丁寧にチェック

後ろから変速機を見た後は全段で変速がスムーズに出来るかチェックしてみましょう。変速機の台座が斜めになっている様に見えなくても、ワイヤーの弛みや目では見えない範囲での台座の歪み等で変速の調整が必要な場合もあります。

サイクリングの前に一度前と後ろの変速を行い問題ないかチェックしておきましょう。もし変速の調子が悪い時は台座(ハンガー)同様になるべく早くバイクプラス各店にご相談ください。

快適なサイクリングを楽しむ為にも変速も万全な状態になっているかしっかりとチェックしておきましょう。

写真のようなスタンドがない場合、ブレーキも変速もスピードを出さずにゆっくりと乗車しながら行うと良いでしょう。

工具を使った定期点検も大事!

ネジは振動が絶えず加わっていけば締まっていくことはなくても緩んでいくことはあります。従って定期的に工具を使って様々なネジの締め付け(パーツの固定)を点検しなければなりません。半年毎にショップで点検するのもおすすめです。

クランクの固定

クランク固定ボルトの確認

クランク固定のトルク値

クランク固定ボルトの締め付けを定期的に確認しましょう。ペダリング時に負荷のかかる部分なので、この部分が緩んでいると、走行中に左側クランクが脱落する恐れがあります。転倒や怪我、フレーム破損など非常に危ない状況に陥ります。

クランクの構造上、ノンドライブ側のボルトが緩んだ時点で走行中容易に外れてしまいます。シマノのパーツ取り扱い説明書にも、工具を用いての定期的な固定確認の注意喚起が記載されています。2本のボルトを交互に均等に締め込んでいきます

L字型の六角レンチでしっかり締め付けてください。クランクにも記載されていますが適正トルクは12~14N・m。かなりキツメです。トルクレンチを使用するのが確実です。

チェーンリングの固定

チェーンリング固定ボルトの確認アウターチェーンリングとインナーチェーンリングをつなぐボルトも、乗り続けるうちに少しずつ緩んできます。チェーンのかかりが悪くなったり、変速がうまくいかなくなるだけでなく、走行中にボルトが外れた場合、チェーンリングが脱落し転倒や怪我、車体の破損につながります。

クランクの内側から星型のトルクスレンチで締め付けるものや、クランクの外側から六角レンチで固定するものなどいくつか種類があります。車体に合わせた工具を使ってください。

ペダルの固定

ドライブ側のペダル固定確認

ドライブ側は正ネジなので時計回りの方向に締め付けを

ノンドライブ側のペダル固定確認

ノンドライブ側は逆ネジなので反時計回りの方向に締め付けを

走行中にペダルが外れたら、車体のコントロールが効かなくなり危険です。ペダルの固定が緩いと、少しずつ漕いでいるうちに外れていってしまいます。緩みが異音の原因になっていることもあります。ペダルレンチを使用して締め付けを確認します。およそ30N・mでの締め付けが適正トルクです。

ペダルによっては、取り外しをペダルレンチではなく、クランクの裏側から六角レンチを使用するタイプもあります。ペダルの固定で気を付けたいのが、左右でネジの向きが異なること。ドライブ側のペダルは、正ネジなので時計回りの方向で締め付けます。ノンドライブ側(車体左側)は、反時計周りの方向で締め込みます。

工具を回す方向に注意して行いましょう。

ブレーキ本体の固定

ブレーキキャリパーの固定ブレーキが正しく機能することは、走行上とても大事。特にロードバイクの場合、ボルト1本でブレーキ本体を固定しているものが多く、緩みも出やすいです。固定が緩いと、ブレーキ本体の角度が変わりブレーキシューが常にホイールに当たってしまったり、制動力が低下したり、走行上危険な状態になっています。

手で本体をこじってみて簡単に動いてしまう場合は、ブレーキ本体のネジの固定を確認してください。

ブレーキシューの固定

手でブレーキシューを押して確認

工具を使ってシューの固定確認

ブレーキシューというリムを抑えるパッドの部分がしっかり固定されているかも確認してください。ブレーキシューを上から手で押して、動いてしまうようであれば、再度固定をし直す必要があります。

また、取付位置の確認も大事です。タイヤに当たるほど高い位置になっていたり、リムのブレーキ面と違うところを押さえてしまっていないか等も確認します。ブレーキシューの取付位置や角度が悪い場合、走行中にタイヤに当たってバーストを引き起こしたり、リムを破損してしまったり危険です。

ブレーキシューがとも回りしないようにしっかり押さえながら、六角レンチで固定をします。

ワイヤーの固定

ブレーキワイヤーの固定

ワイヤーをクランプしているボルトを締め付けの確認をします。このときに、ブレーキワイヤーがほつれたり、切れたりしていないかも目視で確認しましょう。

ワイヤーの固定ができていないと、ブレーキレバーをいくら握ってもブレーキは効きません。固定が緩い場合、通常のブレーキングでは平気だったとしても力一杯フルブレーキをした時にズルッとワイヤーがずれてしまい効かないなんてことにもなります。危機的状況です。

どれくらいで締めていいのかが分からないという方へ…

トルクレンチを使うのが確実緩んではいるものの、どれくらいの力加減で締め直しをすればよいのか…。フレームもカーボンが主流になりオーバートルクといって締めすぎた場合、最悪のケースではフレームが割れたり、ネジを破損したりという可能性もあります。普段から工具や自転車イジリに慣れている方ならば、どれくらいで締めればいいかというのを感覚的に身に付けているという場合もありますが、やはりオススメなのはトルクレンチを使用することです。

トルクレンチは、あらかじめトルク値をセットすることで、それ以上しめつけないように、適正トルクがかかった時点でカチッと止まり、締めすぎを防止します。ハンドルやステム、シートクランプ、サドルクランプ、クランク等、場所ごとに適正のトルクは異なります。パーツにトルク値が記載されていることもあるので確認をしてみましょう。

最後に

乗車前点検を習慣にして末長く自転車ライフを楽しみましょう。何か心配な点が見つかったらバイクプラス各店まで遠慮なくご相談ください。バイクプラスでお求めになられた自転車は無料で、そうでない場合は有料にはなりますが点検を承っております!

こちらの記事もよく読まれています!