ツアーオブジャパン美濃ステージゴールシーン

アジア最大級!旅する自転車レース!ツアー・オブ・ジャパンin美濃ステージ レース観戦オススメ編

皆さん!こんにちは。今年のツール・ド・フランスをおつまみにどのワインを飲もうか今から悩んでいるロードレースファン猪瀬です!前回美濃ステージのスタート観戦前のオススメについてのブログをアップしました。

美濃ステージは特に観客と選手の距離感が近く選手たちとコミュニケーションをとるには最適なレースです♪今回はレース観戦編!!レースでは集団スプリントあり、落車ありの大波乱でおもしろい展開でした。今回もその模様をたっぷりお伝えしますので是非ご覧ください。さらに小ネタや観戦ポイントなども挟んでありますのでお楽しみ下さい。

ジャージの種類について

自転車レースで一番有名なツール・ド・フランスのジャージの種類

ツール・ド・フランスでは、ジャージの種類が4種類あり、総合トップ(マイヨ・ジョーヌ)、ポイント賞(マイヨ・ベール)、山岳賞(マイヨ・ブラン・ア・ポアルージュ)、新人賞(マイヨ・ブラン)となっております。

マイヨジョーヌの選手をトレックの選手が勝つ様子。

今年のツール・ド・フランスは、マイヨ・ジョーヌ100周年記念大会!

マイヨ・ジョーヌは黄色いジャージでステージレース期間中に総合タイムが一番よく、最も速くゴールにたどり着いた選手のことをいいます。今年はマイヨ・ジョーヌ100周年記念大会で、ツール・ド・フランスのマイヨ・ジョーヌにそのステージに関連する人や建物等がプリントされているようです。要チェックですよ♪

マイヨ・ベールは緑のジャージ!ステージの合間やゴールにポイントが設定されており、そのポイントを多くとっている選手に与えらるジャージです。設定されているところが主に平坦な場所が多いのでスプリント賞ジャージとも言われることが多いです。

トレックの選手が山岳賞ジャージを着ている様子

水玉模様が坂バカの証!(笑)

マイヨ・ブラン・ア・ポアルージュは赤い水玉模様のジャージでポイント賞と同じでポイント設定されており、場所が山頂で設定されているのでヒルクライムが得意な選手が取れるジャージとなっております。

最後にマイヨ・ブランは白のジャージで25歳以下の選手の中で総合タイムが一番いい選手が取れるジャージです。ちなみにこのジャージはのちの総合優勝者を予言するジャージでもありますのでこのジャージを獲得した選手は今後要注目の選手であること間違いないです。(私の尊敬するアルベルト・コンタドール選手も若手の時にこのジャージを着ていました。)

以上がジャージの種類となっております。全てのレースがツール・ド・フランスと同じ数のジャージと同じ色とは限りませんがほとんどがこの4種類となっております。

ツアー・オブ・ジャパンも同じ4種類!!

四賞ジャージの選手たちが並んでいる様子

やはり4賞ジャージは目立ちますね~♪

実は、ツアー・オブ・ジャパンも同じく4種類のジャージで総合トップ賞、ポイント賞、山岳賞、新人賞それぞれありますが、ジャージの色が異なります。総合トップ賞が緑、ポイント賞が青、山岳賞が赤、で新人賞だけ白と同じ色となっております。

その国で一番強い選手が着用!?ナショナルチャンピョンジャージ!

全日本チャンピョンの写真

現全日本チャンピョンの山本元喜選手!!存在感MAX!

フィンランドチャンピョンジャージの選手。

ジャージに各国の国旗を現しています!

たまに、4種類のジャージと異なり、同じチームでもデザインが少し違うジャージを着ている選手がいますが、それは国ごとの選手権を勝ち抜いた選手が着用できるジャージなのです。

いわゆるその国で一番強い選手ということを意味して他の選手からも一目おかれる存在なのです。ヨーロッパではこのジャージを獲得しただけで契約が取れるくらいのインパクトがあるそうです。

ちょっとした小ネタ。非公式マリア・ネラ!最下位の選手にリスペクトする黒ジャージ

今年で102回目の開催となった世界3大ステージレースの一つであるジロ・デ・イタリアでは総合トップの選手がピンク色のジャージ(マリア・ローザ)を着用するのでレース期間中は街がピンクに染まるくらい盛り上がります。しかし、ジロ・デ・イタリアでは非公式のジャージがありまして、それが、マリア・ネラという黒のジャージです。

なぜこれが作られたかというと、第二次世界大戦でムッソリーニ?でしたっけその方率いるイタリア軍が大敗!!大敗したイタリアはテンションが下がり景気やいろんな面で落ち込んでいました。落ち込んだイタリア国民を勇気づけるために生まれたのが黒いジャージ!マリア・ネラ。敗戦したイタリアに例え、ここから一緒に這い上がっていこう!!という願いがあったように思われます。

最初は選手たちもバカにしていましたが、最下位なのに賞金がもらえるという豪華さ!なんと総合6位の選手よりも賞金が多かったのです。一時は賞金欲しさの選手がわざと止まりタイムを遅らせたりとあまりスポーツマンとしてあるまじき行為を繰り返す時期もありました。なので最近までこのジャージをやめていました。しかし、もう一度イタリア人たちがあの時の光景をもう一度見たいとなり2年前に復活したのです。ちなみに今年2019年のマリア・ネラに輝いた選手が日本人の初山翔選手だったのです。初山選手は現地メディアに引っ張りだこになり、黒ジャージを着用したのでした。チームもイタリア籍のチームなので大喜びでした。

スタート前に前回の記事を読んでない方はこちらから!

※こちらを読んでから見た方がオススメです!是非ご覧ください!

大興奮!!美濃ステージスタート♪ Allez!

まずは、子供たちが選手を歓迎!

子供たちが神輿を担いでいる様子。

可愛い子供たち♪重そうですね~(笑)

ツアー・オブ・ジャパンといえば地元の子供たちの声援、演出は欠かせません。スタート前も子供たちの演出があり、選手の緊張感もこの時だけ緩みます。さすがに癒されますな~♪

レーススタート!逃げを決める選手達のガチアタック合戦!!

うだつの上がる街並みを選手たちが走る様子。

レーススタート!!ワクワクが止まりません!

選手たちが自分の近くを通過する写真

選手が本当に近いです!!ファンにはありがたい!

選手たちは“うだつの上がる街並み”をスタートしレース会場の周回コースまで2キロほどパレードランを行います。ここでは、選手たちが子供や地元の方々、観客にハイタッチをしながら走って行きます。

選手たちが周回コースに到着し少し走ったところに0㎞地点という場所がありここからレースが本格的にスタートし選手たちのスピードが一気に上がります。最初に逃げ集団を形成したいチームが飛び出すので集団は逃げを許したいチームと許したくないチームが混在しカオスな状態になります。

逃げ集団を撮った写真

逃げが3人!!ロマンを求めて!Allez!

ちなみに逃げとはそのコースをあまり得意としない選手たちが集団よりも先行し、アドバンテージを作る悪く言えば弱者の行為なのです。しかし、逃げる事にもメリットがありテレビに映る時間が長くなるのです。テレビに映ることによりスポンサーも目立ちますし、選手個人も目立ちますのでチームにとっても選手にとっても一石二鳥の行為となっております。さらに、集団で落車やトラブルがあると逃げ集団とのタイム管理が狂いそのまま逃げ切り勝ちを許してしまうケースもごくたまにあります。確率でいうと99.9%逃げ集団はメイン集団に追いつかれるといわれるくらい難しいこと!しかし、0.1%でも勝利できる見込みがあるのならばと逃げる選手も多いです。ロマンですね♪

逃げを得意とする選手が自転車レース好きの方に好まれるのもそのロマンを追い求める姿勢が認められているのかもしれません。特に2017年のツール・ド・フランスで1000キロ以上逃げた選手がいます。トーマス・デヘント選手!彼はその功績を認められ去年総合敢闘賞候補にまで上がるほど!残念ながら総合敢闘賞にはなれなかったのですが、非常にカッコよかったです。

メイン集団の様子を撮った写真

逃げ集団をコントロールするメイン集団(プロトン)風圧がすごいです!!

話が長くなりましたが、レースは1周してようやく逃げ集団3名をメイン集団が容認し逃げが決まりました。ここからこの3名が全6周のうち何周逃げ切れるかが見物です。

白熱した展開!合間にあるKOMポイント!!

KOM(ケーオーエム)King Of mountain(キング オブ マウンテン)こちらのポイントは主に山岳区間の山頂に設定されており、ここを速く通過した選手がより多くの山岳ポイントをもらえる場所となっております。ここはゴール地点に続き次に人気のある観戦スポットでもあります。

※ロードレースは下りが基本的に観戦不可能エリアなのでスタート地点からゴール地点に行きたい方はKOMポイントがある場所と逆側のルートでゴールに向かいましょう。

KOMポイントは今回いけませんでしたが、ここは選手が普段よりもスピードが落ちるので写真を撮るのに最適な場所でもあります。ここはたまに道路にチョークで選手への応援メッセージが書いてあるのでこれを見るのも見どころの一つです。自分が過去に見たのは弱虫ペダルの鳴子が書かれていてプロが書いたと思わせるくらいのクオリティーの高い物となってました。

美濃ステージ中盤

逃げ集団の様子を撮った写真

タイム差は広がりつつある展開!少しキツそうな表情!

選手たちが補給します。おそらく激甘でしょう!(笑)

プロの自転車選手は自転車の上で寝ること以外ならほとんどできると言われます。ちなみに大きい方のトイレはさすがに出来ませんが、小さい方であれば自転車に乗りながら出来ますし、実際に国際映像にLIVE配信なので大事なところが見えてしまう事件もちらほら起こります。しかし、日本ではそれは法律上禁止なのでその光景は見られませんが、他にも自転車の上で補給食を食べたりします。

補給食のもらい方は2パターンあって1つは路上でスタッフからもらうのと、もう1つは走っているチームカーからもらうです。路上で補給食や飲み物を渡している区間もあるようですが、今回は見られず、実際に選手が落としたボトルや補給食はもらっていいのがロードレース!ただ中には空気を読まずに選手からもぎ取ったり、チームから返してと要求されても返さない人もいますが、いくら落としたものは自分のものにしていいとはいえその場合は空気を読んで返しましょう。

山岳賞のザカンテ選手が補給食をもらう様子

山岳賞ザカンテ選手!チームカーの監督と何か喋っています!!何を企んでいる⁉

そして今回撮れたのが、チームカーから補給食をもらう様子です。(これは実際に行うと本当に危ないことなので真似はしないでください。)自転車のコントロールがうまい選手だからこそ出来る事なのです。ちなみに、小ネタとして選手たちはチームカーから補給食をもらいますが、選手の半分以上が補給食をもらうふりして車につかまって休みます。これは違反行為なので選手たちは隠れて行います。ちなみにバレるとUCIから罰金を要求されるのでヒヤヒヤものですよ♪(笑)

一方逃げ集団は3周目も逃げ続けています。

逃げ集団を違う場所から撮った様子

以前とこの3人が逃げている状態!タイム差2分30秒!!Allez!!

レースも中盤になり逃げ集団とメイン集団との差は2分30秒。集団も落ち着いている様子で、現地で観戦していたら集団から笑い声が聞こえるくらいの余裕な様子でした。ちなみに、集団の速度は下り区間でもあったので70キロくらい出てました。70キロで笑い声って化け物です!

メイン集団でキツそうな選手を撮った写真

集団の中でもキツそうな選手がちらほら!まさに激走!!

メイン集団で笑っている選手を撮った写真

その中笑っている選手も!!超人か⁉(笑)

そんな集団の雰囲気の中レースは終盤へと突入していきます。笑い声もあり余裕な雰囲気でしたが写真を見返してみると集中している選手もちらほらいてこれはゴールに何かあるなと予感させる印象を持つ写真もありました。

ゴール前に今回の載せきれなかった写真集!

ゴール!!美濃ステージ白熱のゴールスプリント!

ゴール前のブースが熱い!!

ゴール付近もモニタリングスペースを映した様子

レース情報まるわかり!!ゴール付近に近いので選手も見られる!一石二鳥♪

ゴール前に行くと大型モニターがありレースをライブで見ることができます。ここに来ると選手を間近に見る事も出来ますし、レース全体の状況も解説の方がいるのでわかりやすく教えてくれます。

さらに、地元の特産品、グルメなどもブースがあり、さらにはツアー・オブ・ジャパンのオフィシャルブース、自転車関係のパーツのブースもあるので丸一日いられます。また、シャトルバスが行き帰り出るので駅からゴールまで歩きたくないという方はオススメです!残念ながら今回は行ってませんが楽しそうな雰囲気はつかめました。

逃げ集団がついに吸収!!

逃げ集団が5周半過ぎたところでメイン集団に吸収されました。今回は吸収されるところを見れませんでしたが、中には今回一緒に逃げてくれた選手をお互いが尊敬し「ありがとう」と握手することも結構多く見られます。そういった光景は見ているこちらも気持ちがいい物です。

最後の最後に波乱な展開!? 集団ゴールスプリント!

ゴール前スプリントを映した様子

選手たちがトレインを組んで爆走!!時速70キロのゴール前スプリント!!ヤバい!!!!

逃げ集団が吸収され、集団はゴールを目指すのみ!こうなったらチームの足自慢たちがトレインを組んでゴールまで向かいます。ちなみにトレインというのはチームがアシスト複数人、エース1人で基本一列になって集団に飛び込む列のことをいいます。皆さんも経験があるかもしれませんが、人の後ろに着くと風よけになって楽に走れませんか?ちなみに一人が風よけしてくれるだけでも10%の抵抗緩和に繋がるので3人以上となると30~50%の風よけ効果になります。基本チームのトレインは平坦ステージなら5.6人くらいは残るのでエースはアシストに助けられてかなりフレッシュな状態でスプリントできるのです。

実際に今回の美濃ステージは予想通り集団スプリントゴールになったのですが、集団のまとまりがなく、各チームとも綺麗なトレインを組めませんでした。なので、エースが順当にスプリントするチームがごくわずかで、残りのチームはエースでなくアシスト選手がスプリントをするチームも多くありました。なので全く読めない展開!!

ゴール前落車が発生した様子

ゴール!!速すぎ!!うん?後ろで落車!!

落車が発生した様子

目の前に選手がなだれ込んできましたが血だらけでした。皆さんも気を付けましょう。

集団のスピードは70キロ越え!!最後のゴールラインに近づいたところで一人の選手が落車!!端の方での落車だったのでもう一人巻き込んだくらいで済みましたが真ん中で起きていたら大事故になっていました。ちなみにそれでも30メートルくらい引きずられていたので選手は血だらけ!しかも撮影していた自分の目の前に引きづられてきたので、本当に怖かったです!そんな落車もありましたが遂にゴール!!勝った選手はチーム右京のレイモンド・クレダ選手!!素晴らしいスプリントでした!!

モニターでクレダ選手を撮った様子

見事大波乱のゴールスプリントを制したクレダ選手!!おめでとうございます!

ちなみにスタート前に注目の窪木選手は見事2位!本当に僅差だったので残念でした。

表彰式!!

レースの最後は表彰式!!今回ステージ優勝した選手と美濃ステージ終了時点での各賞のジャージの選手を表彰します。

美濃ステージ優勝者の表彰式を撮った様子

美濃ステージ優勝者のクレダ選手!

ポイント賞の表彰式の様子

残念ながら2位だった窪木選手!男前です!!

総合トップ選手の表彰式の様子

見事総合トップを守り抜いたヒル選手!!さすがベンジャミン!(笑)

山岳賞の選手を撮った様子

山岳賞をこちらも守り抜いたザカンテ選手!さっきは何を企んでいたのか?

新人賞の表彰式を撮った様子

もしかしたら未来のツール・ド・フランスに出場するかも⁉

まとめ

いかがだったでしょうか?日本も意外とロードレースが各地で開催されていて、これから2020年の東京オリンピックには数々の名選手が私たちの住んでいる街中を激走します!実際に生で観戦すると非常にかっこよくこれを見ずに人生を終えるのは勿体ないと思います。

これから日本でもロードレースのビックイベントジャパンカップ、さいたまクリテリウムなどが開催されますし、さらに、今年の7月中旬には東京オリンピックロードレースのテストイベントが開催されます!一足早くオリンピックロードレース気分を味わえますので是非観戦にいってみて下さい!一緒にロードレース文化を日本でも広めて参りましょう!!

ロードレーストークもお待ちしております!!(笑)

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