エモンダALRインプレッション

ヤビツ峠でトレック エモンダ ALR(Emonda ALR)をライドインプレ

発売以来絶大な人気を誇る軽量アルミロードバイク『TREK EMONDA ALR(エモンダ ALR)』シリーズ。その中でも特に人気のEMONDA ALR 5。神奈川で登りといえばヤビツ峠!!ということでヤビツでエモンダALRに乗ってみました!(※写真は前年モデルのカラーリング。2017年は黒、赤、緑の三色)

超軽量アルミモデルでありながら超軽量アルミらしくない乗り味。アルミでここまでできるんだ!という驚きのバイクです。

完成車標準スペックでも体感できるコギの軽さ

 

ALR5の実測重量はおよそ8.4kg(サイズ50)。アンダー20万という価格設定を考えると軽さに関して非常に大きなアドバンテージがあります。 乗ってみると漕ぎだしの加速が良く、また登坂においてもこのクラスでは考えられないほどよく進んでくれます

私自身15年以上ロードバイクに乗ってますがその半分以上をアルミフレームに乗って過ごしていました。長く乗る中で厚みのあるパイプなら『ドスッとした路面からの突き上げ感がある』とか、アルミ軽量フレーム全盛期の『軽さは感じられるけれどとにかくキンキンに硬い振動』など、なんとなくアルミフレームならこんな感じというイメージを持っていましたが予想だにしない乗り味にビックリ!

上位モデルSLRに迫る操作感はまさに異次元

フレームそのものは軽量パイプらしい比較的パリッとした張りのある硬さ。重量の差こそあるもののカーボンフレームを徹底的に軽量化したハイエンドモデルSLRにも通じるものがあります。アルミフレームでも乗り味は最新のレーススペックが体感できるというのがこのALRの特徴といえるかもしれません。

路面からの突き上げはフレーム全体でいなす感じで収束させるのもエモンダシリーズに共通する部分で乗り味をきっちりそろえている感じがします。

振動からくる疲労感はアルミにしては非常に少なくこの日は120キロほど走りましたが時間があればもう少し走っていたいなと思ってしまう程でロングライドでも問題なく対応できる快適性もモチロン持ち合わせています。

多かったカッチンカッチんのパッキンパッキンのゴツゴツとした突き上げが気になったひと昔前の超軽量アルミフレームロードバイクと比較すると、これってアルミではなくカーボン?と感じるほどしなやかさがあることに驚き。

フルカーボンフォークの抜群の振動吸収性とステアリングが光る

その快適性を支えるフロントフォーク。350gという軽さも注目ですが路面の振動はピタリと収め、裏ヤビツの下りでは安定感あるブレーキング、操舵感も落ち着きがあり、一瞬自分がアルミフレームに乗っているのかフルカーボンフレームに乗っているのかわからなくなるほど。 ダンシングしても車体の軽さと裏腹にステアリングがふらつかないのもポイント。スプリントやヒルクライムなどでも非常に扱いやすいのです。

走る、曲がる、止まるという基本的な操作においてのバランスがとにかく秀逸です。初ロードの方でも安心、経験者の方が乗れば性能をより引き出す事もできる懐の広さがあり『アルミ=入門用』という概念はもはやありません。

105フルコンポーネントが使いやすい

エモンダシリーズでは各グレードにおいてシマノコンポーネントをそれぞれ統一して採用しているのも特徴です。今回試乗したALRならクランクやブレーキやギア、チェーンなどもシマノ105が用いられています。

ドライブトレインは主流となった11速に対応、シフティングも10速時代と比べて引きが軽いので操作性は大きく向上しています。敢えて内蔵フレームとしなかった事でワイヤリングがスムースなのも変速感の向上に寄与しています。デザインこそ最新のエアロフレームなどを見るとシンプルに思えますが見た目よりも実を取ったといえるかもしれませんね。

ブレーキもシマノ105を搭載

トレック エモンダ alrのブレーキはシマノ105ブレーキコントロール性もSLR-EVテクノロジーを採用した新型105採用。下り坂での強力な制動力ももちろんですが、減速させる際細かなスピードコントロールがしやすいのでストレスを感じません。

制動力の弱いブレーキだと車体をコントロールすることで精いっぱいで余裕がなくなってしまいますが105ブレーキの安定感は大きいです。下りがニガテな方なら今までよりも安心して下れますし、走れる方ならより速くといった感じでしょうか。

滑らかなフレーム構造も見逃せない

emonda alrのトップチューブアップ画像乗り心地もカーボンに肉薄する性能を持ったALR。上位モデルのようなと謳う入門機も多いですがここまで出来が良いなら個人的に乗り換えてもいいかな?思ってしまうほどの実力を持ったアルミフレームでした。

アルミ特有の溶接痕も目立たず、カーボンフレームと間違えそうになるほど整ったデザインも車体の上質感の高さを感じる見た目上のポイントとなっています。しかし、決して見栄えを気にしたのではなく溶接する際に溶接物を最小限に抑えるための新工法(ALPHA300テクノロジー)による賜物。

徹底的に無駄を省き、トレック史上最軽量のアルミフレームを作る!というメーカーとしてのすさまじい執念はものすごい物がありますね。

各店で試乗が可能

アルミロードバイクを検討中の方にはぜひ試乗いただきたいバイクです

いかがだったでしょうか?軽い!事にとかく注目が集まるエモンダALRです、が実際乗るとアルミ特有の硬さをあまり感じず、軽さによる操作の不安定さも無いなど完全に今までのアルミロードバイクのイメージを覆す画期的なバイクだと感じます。 SLRに乗った時もビックリさせられたのですが、ALRはこの価格でここまでできるんだ!という驚きはそれ以上のものでした。

完成車でも楽しめて後々アップグレードすればカーボンモデルとも互角に張り合える潜在能力を秘めたALRはミドルクラスグレードのロードバイクの台風の目となりそうですね(もうなってますね)。ホイールやコンポをアップグレードすると6kg台も実現できちゃいます。

バイクプラス各店でエモンダシリーズの試乗車をご用意しています。ぜひ実際に乗っていただくと改めて軽さ一辺倒ではない乗り心地の良さや安定感が体感いただけると思います。ご興味ある方はぜひご来店ください!

無料で試乗できます!

不明な点はお気軽にバイクプラス各店にお問い合わせください。試乗もできます♪

横浜港北N.T.店

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