
レトロ小僧西岡の520カスタムブログ
みなさんこんにちは!さいたま大宮店のレトロ小僧西岡です。
突然ですがみなさん、クラシックバイクは好きですか?私は平成生まれの若者ですが、クラシカルなバイクが大好きです!細身で美しいフォルムに馴染んだ革サドル。。最高ですね♪
そんなレトロ小僧西岡がクラシカルに仕上げた520を拘りと共に詳しく紹介していきます(モデルは旧モデルになります)
目次
ベース車両はTREK最年長モデル520
520はTREKの中でも最年長モデルで初登場は1983年、それまでディスクブレーキを搭載した以外は改善、改良点がないほど当時から完成されていた車体です。頑丈なクロモリフレームは旅先でもトラブルが少なく、長距離旅行でも問題なく走れるので旅先でも安心ですね。
詳細はこちらをご覧ください。
軽量カーボンやアルミフレームが主流の中、なぜ重たいクロモリフレームを選んだか
その理由は4つ
・クラシカルな見た目の自転車が好み
・クロモリフレームの乗り味を体感してみたい
・自分好みにカスタマイズして、人とは違った一台に仕上げたい
中でもやっぱりイチバンは多摩店店長 河井の影響ですね(笑)520でカッコよく映っている記事を見てるときっとみなさんも乗りたくなるはず!昔ながらのシンプルな造りをしているのでパーツの選択肢が多くあり、自分好みのパーツを付けてカスタマイズが楽しめます。
プロジェクトワンのカスタムとはまた違った味が出るのも520の魅力ですね♪
多摩店河井のカッコいい520が載っている記事を用意しましたので、ご覧ください!
520レトロカスタム

520完成車標準

520レトロカスタム
パッと見でもわかるくらいに見た目が変わりました。でも実はこれ、完成車の状態からハンドル周りを変えただけなんです!次はカスタマイズした内容を私の拘りとともに細かく紹介していきます。
拘り① テーマはMADE IN JAPAN
MADE IN JAPANと言いながらもフレームはアメリカメーカーですが。。(笑)TREKの車体なのでボントレガー製のパーツでクラシカルな雰囲気を出したいなと考えましたが、少し厳しかったので今回は知る人ぞ知る日本の老舗パーツブランドNITTO(ニットー)製のパーツで揃えることにしました。
NITTOは1923年(大正12年)創業の歴史があり、今もなお日本の職人が一本一本手作りしているブランドでもあります。もうすぐ100周年なので、限定モデルが楽しみです♪
ハンドル&バーテープ

洗練されたハンドル周り
今回のカスタムで一番わかりやすいのはこのハンドルですね♪レトロバイクではお馴染みのシャロータイプのハンドルをチョイス!ここは正直見た目のカッコよさで選びました(笑)レトロバイクといえばこのハンドル形状ですね♪シャローハンドルを初めて使いましたが、下ハンドルがすごく持ちやすく、使いやすいです!
そしてバーテープは本革の物を巻きました。革特有の香りや色がいい味を出していますが、まだまだ使い心地はめちゃくちゃ硬いです(笑)馴染んで軟らかくなるまで大事に育てていこうと思います。今後の経年変化が楽しみです♪
ステム

輝かしいシルバー
こちらもNITTO製です。構造上スレッドステムが付かないので少し角度のついたタイプをチョイスしました。鏡の様な反射が美しいですね♪
シートポスト

こちらもNITTO
シートポストもNITTO製です!ここはブランドの統一とカラーコーディネートで決めました。
ボトルケージ

拘りのボトルケージ
ハンドルやシートポストと比べると目立つパーツではないので「ここは別ブランドでいいジャン」と多摩店中村に言われましたが、そこは妥協はしたくなかったので、ここも贅沢にNITTO製にしました。(そこそこ値段しました。。。)
小さく刻まれているNITTOの刻印がワンポイントとして最高にカッコいいです!
拘り② ヘッドパーツは憧れのブランド!

憧れのブランドCHRIS KING
ヘッドパーツに選んだのはCHRIS KING(クリスキング)です!ここはUSAでいきます(笑)なんでここUSAやねん!と思いますが昔からCHRIS KINGに憧れているのと、TREKで唯一付けれる車体がこの520なのです。
ここはもうCHRIS KINGしかない!と思いチョイスしました、カラーは2018年に限定モデルで出たマットスレートです。ハンドル操作が滑らかになりましたし、なんといってもこのKINGの文字が堪りません!
気になる車体重量

まぁ、、重たいです(笑)
ここで気になるのがやはり車体重量、かなりのもので12.5kgも。。カーボンやアルミと比べると重たいですね(笑)これだけ重量があるのでクライマーの西岡でも坂道はそれなりに疲れますが、平坦であれば問題はなく、むしろ乗り易くて快適に走れます。
この重量は私の所持しているエモンダSLRの倍もあります(笑)
見た目良し!走行性能は?

いつものラフなスタイル
軽量カーボンやアルミ素材と比べると重量はそこそこあるので、ヒルクライムでの使用はおすすめしないです(笑)ただし、踏み込んだ時のグイっとしなるクロモリ素材独特の乗り味は、カーボンやアルミ素材では表せないマイルドな乗り心地で脚にも優しいので、サイクリングロード等の平坦をひたすら走るのに向いていると感じました。
サイクリング!多摩から渋谷に行ってみた

スクランブル交差点前
なぜかシティーボーイに憧れていた時期がありまして、勢いで仕事終わりの平日深夜に520でサイクリングに行ってみました。(都会に憧れる田舎者丸出しですね笑)
道中仕事疲れと眠気と闘いながらも気合いと若さで何とか乗り切り無事に渋谷に到着(当時19歳)、この時の時刻は深夜3時でスクランブル交差点辺りをピチピチのウェアで歩いていたら、終電を逃した若者達に凄い目で見られました。。。(そりゃそうだ)
渋谷近辺を散策した後、久々に渋谷クロスタワーにある尾崎豊の石碑へ寄り道。ファンたちの熱いメッセージを読み、同じファンとして共感していましたが時間帯と静けさが重なり少し怖かったので退散(笑)その後の帰り道はさらに強い眠気と闘いながらひたすらペダルを回して帰宅。到着したのは朝の6時。。そのあと気絶したかのように眠りました。
往復60㎞程ですが、夜風が気持ちよく快適なサイクリングでした。
バイクプラススタッフによる520カスタム例

通勤快適仕様の520
こちらが多摩店店長 河井の520です。雨の日でも安心の取り外し可能な泥除けや耐パンク性能が高いマキシスのタイヤ、コンポーネントはシマノ105に載せ替え変速性能もバッチリですね!輪行旅での使いやすさを重視した一台になっております。

西岡520

河井520
2台を並べてみると、全くタイプが違いますね。ヴィンテージ風に仕上げたり輪行旅快適仕様にしたりと、フレームがシンプルなだけにそれぞれの用途や楽しみ方に沿ってオリジナルな自転車に変える事ができるのも520の魅力です。
今後のカスタム
①革サドル
オーダーメイドの革財布でエイジングを楽しんだりと、革を育てるのが大好きなのでサドルも革を使いたいです。馴染むまで硬く痛いと思いますが、大事に育てながら経年変化を楽しんでいきたいです。
②カンパニョーロのシルバーコンポ
ヴィンテージバイクといったらカンパニョーロ!と言われているほどクラシカルなバイクにはお馴染みです。シルバーカラーのケンタウルがいまの目標です!
今後はもう少し全体的にシルバーを混ぜていく等、まだまだやりたいこと盛りだくさんです!予算の都合上まだハンドル周りしか変えていないですが、今後はもっとレトロ風に仕上げていきます。今後の進化?に乞うご期待(笑)
まとめ
私の様にクラシックに仕上げても合いますし、多摩店河井の様な実用性重視で仕上げても良しです。スポーツバイクが欲しいけど人と被るのは嫌という方にもおすすめです!最新の超軽量カーボンバイクもいいですが、今も昔も変わらない細身でシンプルなクロモリフレームを自分好みにカスタマイズしてみるのはどうでしょうか?
レトロカスタムの520は大宮店で展示していますので、気になる方は是非ご来店ください!
レトロ小僧こと大宮店西岡の紹介記事も合わせてご覧いただけたら嬉しいです。