カラー展開はLithium Grey/Crimsonの1色展開。メインカラーがグレーで地味になりがちですがシートチューブのレッドがよいアクセントになっています。またカラーリングにこだわりたいならばパーツなどが選べるプロジェクトワンがオススメです。

Lithium Grey/Crimson
東京オリンピックや世界選手権を制した最新テクノロジー満載のモデル
ハードテイルながらもフレーム一体型サスペンションIsoStrutによりフルサスのような快適なライドを楽しめ、
軽さも犠牲にすることなくTREK史上最速のバイクです。
SPEC
OCLV Mountain Carbon main frame & stays, IsoStrut, tapered head tube, Knock Block, Control Freak internal routing, Boost148, 60mm travel
RockShox Reba RL, Solo Air spring, Motion Control damper, remote lockout, tapered steerer, 42mm offset, Boost110, 15mm Maxle Stealth, 100mm travel
Bontrager Kovee Elite 30 Carbon, Tubeless Ready, 6-bolt, Boost 110, Boost148
Shimano hydraulic disc, MT501 lever, MT500 caliper
E*thirteen Helix, 32T alloy ring, 52mm chainline
Shimano XT M8100, long cage, 51T max cog
S, M, M/L,L
M サイズ 11.4 kg (TLR シーラントを使用、チューブは不要)
COLOR
カラー展開はLithium Grey/Crimsonの1色展開。メインカラーがグレーで地味になりがちですがシートチューブのレッドがよいアクセントになっています。またカラーリングにこだわりたいならばパーツなどが選べるプロジェクトワンがオススメです。
Lithium Grey/Crimson
DETAIL
XCカントリーレースでは速さが求められます。ただ近年ではコースもよりテクニカルなものもありフルサスバイクで走ることもありますがそれだと車体が重くなる。車体の軽さとフルサスのような機能性を両立させたのがTREK独自のIsoStrut(アイソストラット)。その機能性の高さは世界選手権、オリンピックなどのビッグレースでの勝利が証明しています。他のどのモデルよりも軽くて、速くて、機能的な夢のようなバイクです。
Supercaliberの速さを支える肝となるのがTREKの独自技術であるIsostrut。ハードテイルながらフルサスペンションモデルのような高い走破性を持ちながら、重量を犠牲にしない革新的な技術で今までにないモデルに仕上がっています。このIsostrutはTREKとFOXによる共同開発で生まれた技術でリアサスペンションとフレームを一体にすることで軽量化に繋げています。
Isostrutは一般的なリアサスペンションと同様しっかり機能しエア量などチューニングも可能です。60㎜トラベルと少ないトラベル量ですが荒れた路面を早く走るというのには必要十分なもの。サスペンション本体はフレームに内蔵したような構造で、フルサスモデルにあるリンクやピボットを減らすことができ軽量となっています。その代わりにシートステーを湾曲させ縦にしならせることでサスを最大限機能させます。また横方向のしなりやねじれを抑えてくるのでハードテイルのダイレクト感ある走りを楽しめます。
SupercaliberはOCLVマウンテンを使用したフルカーボンフレームなのでIsostrutを搭載しても非常に軽量になっています。オフロードの過酷な環境でも耐えられるよう製造されており軽さ、速さ、快適性とハイレベルで実現しています。また、フロント三角形が広く空間をとることができるのでボトルを2本差すことも可能で、レースや長時間のライドでも安心です。
荒れた道を走るのがマウンテンバイクの楽しみではありますが、そういった場所を走ると転倒はつきもの。ハンドルが大きく回ることでブレーキレバーやサスペンションにあたり破損につながる可能性があります。そこでTREKはKnock Blockシステムを採用しました。専用のヘッドパーツを使用することでハンドルが180°以上回らない様になり、ダウンチューブにもアーマーがあるのでもしもの時でもフレームが破損する可能性を大幅に減らしてくれます。
Super Caliber 9.7にはカーボンホイールであるKOVEE ELITE 30を採用し軽量化にも貢献。29㎜のワイドリムがタイヤをしっかり保持しタイヤの性能を引き出すとともに軽量であることもありバイクコントロールも容易になります。リアハブのRapid Drive 54 はラチェットが54ノッチと高く漕ぎ出しの遊びが少なくペダリングの力を瞬時に推進力に変換してくれます。またポール(ラチェットの爪)とバネを追加することで最大108ノッチまでアップデートできよりダイレクト感ある走りとなります。タイヤも販売時よりチューブレス化されているのでレースやトレイルでカスタムすることなくそのまますぐに最高な状態で楽しめるでしょう。
メインのコンポーネントにはShimanoのSLXが採用されています。フロントシングルにリア12速の1×12はマウンテンバイクの世界ではトレンドの構成で、フロントシングルにより変速時などのトラブルを軽減さることができますし、リアが12速あれば歯数差を最小限にローギアからハイギアまで幅広くカバーでき平地でも登りでも難なくこなせることができます。またブレーキもSimano製なのでメンテナンス性や補修パーツの入手のしやすさなどユーザーにとってもメリットが大きいでしょう。
レースのスタート時など立ち漕ぎするときにサスペンションが動き力が逃げてしまうこともありますが、スーパーキャリバーに搭載されているサスペンションにはロックアウト機能が付いています。またその操作もハンドルに取り付けられたレバーで前後ともロックアウトとその解除が瞬時にでき、走るシチュエーションに合わせえて簡単に切り替えることも可能です。
軽さ、速さに優れたスーパーキャリバーですがトレイルライドでも十分楽しめます。特に日本のトレイルはアップダウンが多いですし、トレイルに行くまでにある程度漕がないといけない場合が多い。そうなると軽くてよく進むスーパーキャリバーであれば疲労も軽減し思いっきり楽しめるでしょう。ピュアなレーシングバイクではありますが、マウンテンバイクのいろんな楽しみ方も対応できるモデルだと思います。
価格
¥666,600(税込)
こちらの価格と仕様はページ公開時のものです。現在の価格と仕様とは異なる場合があります。あらかじめご承知おきください。