ディスクブレーキの輪行時に便利なBBBのスルーグリップ

TREK FXディスクにおすすめな輪行グッズ|BBBのスルーグリップ

こんにちは!自称週末サイクリングの達人港北店森田です。今回は輪行の時便利なこんなグッズを紹介します。

定番クロスバイクのトレックFXシリーズのなかでも近年人気が高いのがブレーキがディスクブレーキモデル。ブレーキの効きの良さなどメリットもたくさんありますが、逆にディスクブレーキだからこそ気を付けておかない点もあります。いざという時にしまった!!という事がないようにしたいところです。

油圧ディスクブレーキのメリット等についてはこちらの記事「ディスクブレーキ搭載おすすめクロスバイクと油圧ディスクのメリットも」をご覧いただくとして、今回は後輪の規格が135mmとなっているFX2からFX S4までのディスクタイプで輪行するならぜひもっておきたい便利なグッズを今回ご紹介します!

輪行する時に注意したい油圧ディスクブレーキ

鉄道などの公共交通機関などを利用してサイクリングやツーリングの際必須となるのが輪行袋。
いろんなモデルが出ていますが、前・後輪を外すタイプ、もしくは前輪のみを外すタイプに大別できます。どちらにせよ車輪を外して袋へ収納する必要があります。
その際ディスクブレーキ、特に油圧式の場合気を付けないと後々面倒なことになってしまう可能性があるのです。

油圧ディスクブレーキレバーを握り込んだ状態

車輪を外した状態でブレーキレバーを握り込まないよう注意

油圧ブレーキキャリパーのパッドの注意点の説明

パッド部分が押し出されてしまうと車輪が装着できなくなります。

油圧ディスクブレーキの場合特に注意したいのが車輪を外したあとブレーキレバーを握りこまないこと。車輪を外した直後、レバーを握ってしまう事でブレーキキャリパー内部のピストンが押し出されてしまい、その結果ブレーキ本体のパッド間のスキマがなくなってしまうことで車体に車輪を収める事ができなくなってしまうのです。
そうなると一大事!走り出せないだけでなく自転車を元の状態に戻せず途方にくれてしまう事になってしまいます。そんな事態は避けたいですよね。

BBBスルーグリップの商品画像

油圧ディスクパッドに挟み込むパッドとアクスル軸に差し込むローラーがセットに。

BBBのスルーグリップを輪行用に使用する

そこで輪行時に持っておきたいのがコチラ!オランダの総合パーツブランド、BBBから販売されている前後ディスクブレーキ用パッドスペーサーとチェーンガイドローラーがセットになった「スルーグリップ」です。元々商品の主旨としては12mmスルーアクスルを採用する車体に対応するチェーンテンションデバイスとして設計されているのですが、実はFXなどに採用される135mm幅のクイックリリースレバータイプの輪行グッズとして使う事ができるのです!

ラバーバンド付のパッドスペーサーが便利

このBBBのスルーグリップのおすすめの一つがディスクスペーサーについているゴムリング。
輪行の最中はどうしても外部から予期せない振動など力を受けてしまう事があります。
そんな時にスペーサーが外れてしまったりすると大変なのでこのようにフレームにぐるっと一周させて固定しておけば安心です。

BBBスルーグリップのパッドスペーサーの使用方法

ラバーバンドでブレーキ本体に周回させて固定します。

BBBチェーンテンションデバイスはこう使う

パッドと一緒に付属する丸いパーツはチェーンテンションデバイスMTBではおなじみのスルーアクスルの12㎜径に対応するために用意されているものです。軸部分にあらかじめデバイスを通してチェーンを引っかけられるようになっています。
ちなみにこのスルーグリップは本来このようにスルーアクスル軸のディスクブレーキの付いた車体を車に積み込む際に利用したり、車体の掃除の際に使う事を想定して作られています。なので本来輪行グッズではないのですが。。

ちょっとした裏技を思いつき実際にチャレンジしてみたのですがおすすめできそうなので紹介しちゃいます。用意したのが輪行袋といえばこのメーカーというくらいの定番「オーストリッチ」の作るエンド金具。コの字型の金具に差し込む円筒状のシャフトの径をノギスで測ってみたのですが、なんと12mmでぴったり。なので先ほどのデバイスをうまく活用することができちゃうんですね。

BBBスルーグリップとエンド金具を組み合わせる

スルーアクスル用のチェーンガイドローラーとエンド金具のシャフトがなんとぴったり!

軸の太さはブランドやモデルでまちまちですが、クロスバイクなどで多い9mmの太さのクイックリリースレバー軸のディスクモデルにも(メーカーが推奨している訳ではないのですが)チェーンテンションデバイスをうまく収める事ができます。

BBBとオーストリッチを組み合わせた状態

日蘭ブランドがなんと合体!

実際にエンド金具にBBBのスルーグリップを併用するとこのようになります。エンド金具の軸に通した事で適度にチェーンが引っ張られ、輪行時にもチェーンが暴れずフレームを汚したり傷付けてしまうリスクを避ける事ができ便利です。必要あれば
オーストリッチから出ているチェーンフッカーなども併用するのも良いでしょう。

エンド金具とスルーグリップ

エンド金具とスルーグリップを組み合わせた状態

という事で油圧タイプのディスクブレーキの輪行の際にはぜひ事前に用意しておくと安心です。
連休や夏休みなどお出かけ前にぜひ必要になりそうな物、チェックしておいてくださいね。

BBBスルーグリップとエンド金具を使用して輪行

チェーンテンションもかかってブレーキパッドも保護できるので輪行する時安心です。

BBB スルーグリップ
価格¥1,400(税抜)

ちなみにパッドがおしだされてしまったら

万が一輪行中にパッドが押し出されてしまいホイールが取り付けられなくなってしまった場合、試してみたい方法もお伝えしましょう。

必要となるのがマイナスドライバー。作業性は劣りますが携帯ツールなどにドライバーがあれば便利です。最悪駅前の百均などでドライバーを調達するのもひとつの方法。狭くなってしまったパッドの隙間に差し込みこじ開けるようにして元に戻します。

パッドをマイナスドライバーでこじ開ける様子

パッドの隙間にマイナスドライバーを差し込みこじ開けるようにして復旧します。

その際ブレーキパッドを傷めないようにすること、またドライバーの先端に油分の付着がないか確認を。慎重に作業を行ってください。なお、パッドが押し出されたことでブレーキホース内にエアが混入してしまったりする事もありえます。復旧後明らかにブレーキの異常や不調があればスポーツ自転車店で確認点検してもらった方が良いでしょう。

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