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日本一のモグラ駅「土合駅」から谷川岳・一の倉沢を望むサイクリング

土合駅

夏休み限定の臨時列車を利用して、日本一地底にあるというモグラ駅を訪問!そこから長い長い階段を上ってサイクリングというちょっと変わった輪行サイクリングに行ってきました。谷川岳一の倉沢の景色は最高!!なんですが、地上に出るまで自転車を担いで486段の階段を上らなければなりませんでした(泣)

臨時列車谷川もぐら

今回の輪行サイクリングにおける、事実上のスタート地点となるのがこちらの”上尾駅”。お目当ての臨時列車はこの駅から出発する10:03発越後湯沢駅行きです。(もちろんここまでも、電車乗り継ぎでやってきたのではありますが…)


快適なリゾート列車にココロ躍ります♫

谷川モグラ号

こちらが今回の主役!臨時快速・谷川もぐら号。広々とした車内空間に、グリーン車並みのシートが人気のリゾート列車です。
こちらの列車に乗って、ちょっと変わった輪行サイクリングに出かけたいと思います。


快適な車内で移動時間も充実!

広々した車内は自転車の置き場にも困りません。

今回乗車した列車『リゾートやまどり』ですが、車内は客室&デッキ共にひろびろとしていて、輪行袋に入れた自転車を置くスペースには困りません。

今回はあらかじめ調べておいた3号車のフリースペースに自転車を置かせてもらい、本人は近くの豪華座席のびのびとさせてもらいました(笑)


乗ってて飽きないリゾート列車の車内

畳敷きの部屋もあるんです🎶

車内には展望室や畳敷きのフリースペース、キッズルームなどが備わり快適なことこの上ない(笑
ワタシのような鉄道好きじゃなくても、鉄道の旅が楽しくなること請け負いの列車です!

リゾートやまどりの詳細


目的地の土合駅はトンネルの中!

土合駅のホーム

土合駅のホーム

展望室からの前面展望を眺めたり、和室で寛いだり、はたまたひろびろシートで昼寝をしたり…。快適な車内で過ごす時間はあっという間に過ぎ去り、いよいよ本日の目的地”土合駅”に列車は到着しました!
昼なお暗いトンネル内のホームに自転車を担いで降り立った第一印象は「寒い…」、これがクーラーに効いたような寒さとは異なり、思いっきり湿気を含んだ独特の空気でありまして、決して快適なものではないのでした。
列車はこの駅で長時間停車するので、乗客達はみなさん下車して日本一のモグラ駅を散策しておりました。もちろんワタシも駅構内を散々徘徊していたのですが…

地上ははるか彼方 長い階段を上る

こちらの土合駅は、全長13.5kmある新清水トンネルの途中にあり、ホームから地上の改札口まで行くには486段の階段を上らなければなりません。
これが日本一のモグラ駅たる所以で、最近ではこの駅を訪れるのが目的で下車する人がもっぱら多いというウワサもあります。
そんなユニークな駅をわざわざ自転車を背負って下車(登山?)しようという、バカバカしい挑戦が今回の目的だったのですが…

階段の途中には休憩場所も

あまりに長い階段のためか、途中の踊り場には休憩用ベンチが備え付けてあり、上りのキビしさをうかがわせます。

上から振り返ってみると…

土合駅の長い階段

462段の階段を上りきって振り返ると、はるか彼方に自分のいたホームが見えるような見えないような…
奈落の底につながっているかのような長い階段で、もはやここは何処なんだ?というような異空間ムードあふれる駅なのでした(笑)

外観は意外と立派な日本一のモグラ駅「土合駅」

存在感のあるとんがり屋根の駅舎の土合駅自転車で坂を上るのと比べれば、それほど苦にならない486段の階段上りで、思いのほかあっけなく外界までたどり着くことが出来ました!
上り対策で今回軽いロードバイクを持ってきたことが功を奏したようです(笑)
改札を出て駅舎を眺めてみると、山間の無人駅とは思えない立派な駅舎です。とんがり屋根がちょっとおしゃれな、素敵な駅がそこにはありました。

ロードバイクで駅前にある国道291号線を山へ

豪華リゾート列車で日本一のモグラ駅に下りるという目的は達成しましたが、じつは今回もうひとつの目的がありました。

山中にある土合駅ですが、駅の目の前には国道291号線が走っています。この国道を地図で新潟向けに追いかけてゆくと、“一ノ倉沢”という場所でぷつりと道が途切れているのです。

その昔(明治18年)、その先の清水峠を超えて新潟県の魚沼地方まで一度はつながっていた国道ですが、開通後一年も経たないうちに自然災害で道路は寸断されて、その後二度と結ばれることなく現在に至っているのだそう…

清水峠から下ってきた人たちがここから見える灯火をみて「街が見える」といったことから"マチガ沢”という名がつけられたのだそう“一ノ倉沢”から先の国道は事実上の廃道となっており、峠を越えた新潟県側から先にはふたたび国道291号線は存在するみたいです。そんな歴史を背負った国道の終着点をひと目みようと思い立って、今回は自転車を担いでやってきたのですが…

山奥へ向かって進んでゆくほど谷が深くなり、切り立った山の斜面が迫って来きます。それにしても、こんな険しい地形によく道を通そうなどと考えたものだとつくづく思います。

昔の人はバイタリティがあったんだなぁ、などと過去に思いを馳せながら山を上ってゆきました。

一ノ倉沢眺望からの最高の眺め

一の倉沢

山奥とはいえ真夏ということでかなりの暑さ!暑苦しい顏のアップでスミマセン…

いよいよ道が狭くなって、目の前に岩壁が迫ってきたところが、現国道の終点のようです。目の前に谷川岳迫ってくる迫力ある眺望に魅了されます。紅葉もきれいらしいですよ!

時間の止まった道路と駅

ここから先はロードバイクではキビしそうです

ここが事実上の終点。舗装が途切れて砂利道が山奥へ続いていました。道はここから登山道となって清水峠に出て、山を越えて新潟県までつながっているそう。この道もある時代のひと時だけは国道として、馬車も通行していたというのですから、歴史って面白いものですね!

いつかは歩いてでも通り抜けてみたいものです(笑)


一ノ倉沢から戻る途中、国道291号から細道に入ると、今度は使われなくなった上越線の駅の遺構がありました。

単線時代に使われていた旧・湯檜曽駅です。切り立ったがけの上にあったため、正面の階段を上って、赤いトビラのあるシェルターに入ってさらに階段を上った先に駅舎があったそうです。

今でもホームは残っているそうなので、今度電車の中から観察してみたいと思います。


お迎えの列車がやって来る前に撤収

そんなこんなので自分だけの歴史ツアーを楽しんでいると、アッという間に時間が経ってしまい、帰りの電車が気になってきました。
それほど距離は走っていないけれども、自転車の機動力を活かして見たいところは回れたので大満足なサイクリングでした。
サイクリングの終点は現・湯檜曽駅です。上越線が複線化された際に今の場所に移転してきたのだそうです。

帰りも豪華リゾート列車で快適なサイクリング旅を満喫

こちらの湯檜曽駅、じつは上り線は地上に面していますが、下り線はやはりトンネル内にあるというモグラ駅でして、列車が来るまでは駅構内を散策して楽しんでおりました(笑
そしてやってきた車両は往きと同じ”リゾートやまどり”。帰りの列車が決まっていると、時間に束縛されるという欠点もありますが、これで帰路も上尾駅までの約2時間半は快適な列車旅が楽しめるのだったら、まあ仕方がないと割り切れるというもの。

春・夏・秋・冬の休みシーズンには全国でいろいろと楽しい列車が走っています。そんな鉄道旅を中心にしたサイクリングの計画を立ててみるのも楽しいのでぜひ!

輪行に興味をお持ちの方はこちらの輪行関連記事もぜひご覧ください。

 

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